香美市 わたなべ農園の渡邉志津江です。
11月3日、くもり時々雨、【土といのち】の『お芋掘り』の日。

前日夜の雨にもかかわらず、なんとかお天気が味方してくれました。なんと有難いこと!
お芋掘り、落花生掘り、お餅つき、落花生の釜ゆでの体験の巻。
お芋は掘ったことはあると思うけど、これがなかなか大人の方がはまるのがお芋掘り。きっと幼い時の体験が懐かしく思いだされるからでしょう。でも、落花生掘りはなかなかないぞ~と当日のみんなの驚きの笑顔が浮かぶワタナベ夫婦だったのです。そして当日。みんなの笑顔。それもだんだんに広がる笑顔、釜にゆであがった塩ゆで落花生をめいめいがむしゃむしゃ食べて、自己紹介の交流をする頃には、それこそ満面の笑みのみんな。
本当に嬉しかった。皆さんから感謝の言葉をたくさんいただいたけれど、むしろ、私の方が有難かったです。本当に皆さんにお礼申し上げます。そのころ、いろんなことは概ねいい方向に行っているにもかかわらず、なぜか、以前ほどがむしゃらに出来ない自分にがっかりし、少しやる気をなくしていました。農に携わること。こんな幸せな暮らし方はないと感じていたはずなのに、何だか辛くなっていました。夫はうまくいかなかったことについてはその理由と対策、さらに、リスクの少なくなる方向を示してくれていました。夫についていけば何の心配もいりません。ところが、ワタシときたら、なんか楽しくない・・とため息をつくことが多くなっていました。
この日、皆さんと交流が出来て、本当にだいじなことを思いだしました。ああ、私も10年前までは子どもたちや自分たちの健康を守るために、少しでも安心な野菜を求めてあちこち探し歩いたこと、いろんな勉強をしたこと。こちらに越してきてからは子どもたちとさまざまな体験をしたこと、失敗続きでもへこたれずいろんな野菜に挑戦してきたこと・・・。
本当に有り難うございました。おかげさまでワタナベ元気が出てきました。本当に【土といのち】の皆さんとありがたいご縁で結ばれています。準備の段階から当日まで一緒に盛りたててくださった皆様、お世話になり有難うございました。是非、また、皆さんとお会い出来るのを夫婦二人で楽しみにしております。