高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

まだまだ お休み中

2014-12-31 09:00:00 | 土といのちからのお知らせ


毎週注文も4月から始めることが出来、会員も増え、
今では事務所や配送スタッフも順調に業務を行うことができています。
これも会員の皆さまのご協力の賜だと感謝しています。
2014年もあと少し、気を抜かずに頑張りましょう。
新しい年が皆様にとって幸せな一年になりますようにお祈りしております。

今年1年、皆さまのおかげで土といのちも無事継続することができました。
ありがとうございました。
皆さまどうぞ良いお年をお迎えください!
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ただいま お休み中

2014-12-30 09:00:00 | 土といのちからのお知らせ


12月。
いよいよ冬将軍がやってきました。
薪やストーブのぬくもり、暖かい服装、そして体の中から暖まる冬の料理。
ふんだんにエネルギーを使って、家の中では夏の装いなんて、今は時代遅れ。
むしろ、寒いときは暖かくする知恵や工夫を活かしたいですね。

外で木枯らしの吹く時にこその家族や友人との静かな語らい、
毛糸の帽子やマフラーのぬくもり、皆でつつく鍋などなど。

皆さんはどのように冬を楽しんでいますか。
いろんな知恵と工夫をぜひご紹介くださいね。
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ヤーコンをどうぞ

2014-12-29 09:00:00 | 高知のいいもん
 津野町 天竺舎の雨宮智子です。

★ ヤーコンをどうぞ ★


ここ何年か育てていますが、今年はとにかく1株のつきがとつもよかった。
気候が合ったか、はたまた土が合ったのか?
ヤーコンは北米原産キク科(!)の植物。
食用部分は根茎。
 
肝臓に薬効ありとか。

【 料理方法 】
生・炒・煮 何でも可。
千切りにしてなます同様の酢のもの、サラダもおいしい。
ジュースにして飲むと薬用には一番よいと聞きました。
みそしるの具にも我家ではします。
シャキシャキして ほんのり甘味があります。

インドにいた頃、“サッカル”と呼ばれるものを食べました。
これがヤーコンとそっくり!
同じかな?

寒さに弱いので冷蔵庫には入れぬ方がよいでしょう。

管理人記
残念ながら12月だけの注文でした。
また来年の出荷に期待しましょう。
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『おせち三十八品』のこと

2014-12-28 09:00:00 | 読んでみたら・・・
『おせち三十八品』という料理本があります。


日本料理は甘いものが多く、
おせち料理は保存の意味もあってか
特に甘いような気がします。

この本で紹介されるのは
基本的に砂糖を使わないお料理です。


「甘さは食の全体のとても大事な一部分として認めなければなりません。
しかし特に料理の領域においては野放図に浸透させてはなりません。
その境界をはっきりと理解すれば甘さは食に彩を与えてくれます。」
とも書いてあります。

「土といのち」が扱う素材は素晴らしい旨みや甘みがあります。
著者のおふたりのように食を極めることは難しいですが
いつも素材を活かす料理法を心がけていきたいものです。

参考
『おせち三十八品』
著者:弓田亨・椎名眞知子
発行所:イル・プル・シュル・ラ・セーヌ企画
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自作のおせち料理ヒント

2014-12-27 09:00:00 | 作ってみたら・・・おいしそう
丸井シュフ(主夫=シェフ)の高知の素材簡単料理法。
ブォノアペティート・ボナペティ(たんと召し上がれ!)♪


★ 自作のおせち料理ヒント ★ ~楽しくおいしく作りましょう♪~

筑前煮(=ぐる煮、うま煮、筑前・筑後地方ではガメ煮という)
成鳥(卵取り)は堅いので、解凍せずに皮から炒りつけにして脂を出し、
自分の脂の中で加熱する(コンフィのやりかた)。
必要に応じて菜種油などを足し、日本酒と醤油を加えて気長に煮る。
かたまりの場合は、はじめから切り分けるより、
加熱が進んだ段階で、「筋目」に沿ってパーツをはずして分ける。
足りなくなったら酒(と醤油)を足す。
やや濃いめの味付けにする。
取り出して保存し、残った煮汁で根菜類を煮る。
ゴボウ

ニンジン・コンニャク

レンコン

里芋の順番
(最後の3つは茹でて下ごしらえ)
最後に鶏肉を戻し、弱火で全体をなじませる

カブの酢漬け 
カブを薄切りにして鉢に入れ、
昆布の細切り、生酢(ダイダイ、柚子)と米酢、鷹の爪、柚子皮を加え塩で調味する。
カブの薄切りで、ぱりぱりが好きな人は塩なし。
しんなりした方が好きな人は軽く塩をする。

きんぴらゴボウ
ゴボウ、酒、醤油、鷹の爪、菜種油
ニンジンの拍子木を入れてもよい

紅白なます
大根・ニンジン、干し柿、米酢、出汁
ニンジンはあらかじめ塩をして絞る。

酢レンコン(酢蓮)
レンコンを極薄切りにし湯通する。
三杯酢で調味。

里芋の酢味噌和えニラ入り
里芋は白目がよい。
下処理(塩もみ)し(中火→すぐ弱火)茹でた芋をさます。
菜種油で炒めた味噌を冷まし、柚子酢を加えてねる。
ニラ(またはニンニク葉)をさっと湯通しして刻み、加えて混ぜる。
芋にかけて上からゴマを散らす。

黒豆煮物
ポット利用の簡略調理法
豆を洗って打ち上げておく。
湯を沸かす(豆300-500gに水2L程度)。
塩、炭酸、醤油で煮た豆と煮汁を保温用ジャーに入れて一晩おく。
ゆで加減と味をチェックし加熱して仕上げる。
甘みを入れてもよい。
電気式湯沸かしタイプは不可、古典的ガラスジャーが最適(古いのを活用)

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天竺舎だより 12月1日記

2014-12-26 09:00:00 | 生産者からのメッセージ

 津野町 天竺舎の雨宮智子です。

旧暦では、まだ10月。
いっとき寒かったけれど、暖冬予報ははずれず、
すごし易い日々が続いてますね。

収穫・取り入れの大部分が終わり、あとは藪刈り、麦の手入れなど。
ああ今年の夏は あんまり実らんかったなあ~~との想いが強いです。
手入れ不足も否めませんが、やはり日照不足か~~。
おひ様がおらんと やっぱダメですね。
「北風と太陽」の昔話を出すまでもなく おひ様はえらい!
勿論、雨もえらいですけど。

今年のカボチャはあんまり つきがよくなかったみたいで
数が少ないなあ・・・と思っていたら
昨年秋(冬?)収穫のカボチャが
まだ1個健在なのを思い出しました。
昨年はうんと取れたのを、
ネズミから守って(猫がいるのにネズミも元気に生活しています)いたら
冬もあんまり寒くなく、夏もあんまり暑くなかったのが良かったのか
ず~っとずっと食べ続けてきて
何個か腐り、もう全部捨ててまえ!と思ったのを
あんまりしっかりしているので、とり置いておいたら
今年のがとれても まだ腐りもせずにいます。

1週間前に1個食べ、最後の1個がまだころがっています。
食べるべきか否か! 迷っています。
もしかしたら包丁の刃を当てたとたん
“パッカン”と2つに割れて
中からヒメ様か元気な男の子か、ツブ(貝)か、はたまた
とんがり帽子の小人か、コロボックルか・・・・出てくるかも!
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今年最後の企画 収穫祭

2014-12-25 09:00:00 | イベント報告
★ 12月の企画 ★ ~収穫祭~

12月13日(土)、佐川町にある丸井農園で収穫祭を開きました。
4月に植えた田芋を収穫して芋炊きをしよう!という計画。

丸井農園に到着して丸井さんのお話から始まり・・・


田芋は、寒波でしびる恐れがあったため、すでに掘ってもらってました。


まずは「落ち葉かき」。
たくさん集めて堆肥を作ります。




集めた枯れ木で焼き芋。
芋は子ども達が準備します。
 

マッチをつけるのにも挑戦しました。


これはピザ窯です。


大人も子どもも、オリジナルのピザ作り。
何を載せようかワイワイガヤガヤ。


出来上がり。
これは焼く前の写真です。


丸井シェフ自慢の芋炊き。
正雄さんの野菜がいっぱい入ってます。
もちろん収穫した田芋もね。


天気も良く、野外で過ごすのに気持ちのいい日でした。
どれもこれも美味しくて、お腹一杯!
今回参加できなかった皆さん、次にお会いしましょう。
  
 
  

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所でちがう年末年始

2014-12-24 09:00:00 | 土といのちからのお知らせ
理事長 丸井一郎です。

★ 所でちがう年末年始 ★

 今年も終わりに近づいた。
師は走り忘年会クリスマス暮れ正月お歳暮
年賀はがきお年玉新年会というあわただしさ。
でもちょっと待って欲しい。
味噌もウソも一緒にはできない。

 ある西洋人曰く、
「あなたがたはクリスト者でないのに、なぜ主の生誕を祝うのですか」と。
「いえ主の生誕を祝ってません。何でもいいから騒いでいるだけです。」
「なぜですか?」って?。
では言おう。
「なぜあなたがたは厳粛な正月元日に一流交響楽団に
二流の楽曲をやらせて騒いでいるのですか」と。
 
 実はこういう事らしい。
むかしキリスト教にはイエスの生誕を祝う行事はなかった。
それが3世紀のころ、ローマ帝国の年の初めで
春の初めでもある3月に割り当てられた。
それからキリスト教が帝国の国教になる頃(4世紀初め)に
いろいろと制度を整えて、その日は12月25日ということにされた。
その日は冬至で、ローマ人だけでなく、
ゲルマン人もケルト人も特別な日と考えた。
太陽が弱りまたは死んでも復活することを祈り祝った。
ちなみに北緯60度あたりから北では一日中太陽が出ない。
北ゲルマン(ノルマン)には、冬至から十二夜の間、
薄暗い世の中に化け物(トナカイに乗った奴とか)が
横行するという言い伝えもある。

 民族大移動、西ローマ帝国滅亡、
フランク王国(シャルルマーニュ=カール大帝)の覇権確立、
で封建制度の中世から今の欧州が始まる。
しかしキリスト教化は簡単には進まなかった。
ローマ法王庁の方針にもかかわらず、
12月25日(前の夜からその日になる)は、
庶民にとって昔のままゲルマン正月として二重の祝祭日だった。
表向きは教会が主催し動員し儀礼を実施する主の生誕日であり、
実は年の初めを家族や一族だけで内々にしめやかに祝う日でもあった。
法王庁が最終的に意志を貫徹できたのは
なんと1582年のグレゴリオ歴施行の時以降であった(千年の遅れ)。
正月でなくなったとはいえその日が家族の祭りであることは続いた。
今もそのとおり。
25日は家族だけで。
親戚との電話も午後に。
公共交通ほぼ途絶。
行き場のない独身者はホテルに。

 つまりあちらの25日はこちらの正月元日である。
26日になると親戚や知人と行き来する(正月二日の年始行事に対応)。
では31日は、元日はなんなのか。
騒ぐ日である。
あとでよそから来た祝祭日。
一流のオケもまじめな仕事はできない。
旧年が新年になる真夜中時分には教会の鐘が鳴り、
ロケット花火を盛大に水平にも打ち上げる
(欧州歳時記では花火は冬の季語か)。
消防団は警戒待機。
ということで彼らに神聖な時分に我々は騒ぎ、
我々には重大な時期(去年のこの欄を参照されたし)に彼らは騒ぐ。

 ちなみに、むかしゲルマン族には
樹木を神の依り代とするする風習があった。
これがクリスマスと結びついたのは、
宗教改革の結果、僧職者でなく市民(実際は家父長)が
自分で儀式を主催することになって、
手近な装飾に小さな樹を選んだことによる。
もともと北海・バルト海沿岸のハンザ同盟都市の公会堂に
大きな樹木を飾ったのがヒントらしい。
カトリック教会は異教の樹木を大聖堂に持ち込むことに長年抵抗したが、
幼子イエスの誕生場面のジオラマ風模型には使用を黙認した。
さらに積極的に「キリストは大樹である」
というイメージを作ることで対抗した。

 同じく宗教改革者はカトリックで認定された聖者を認めない。
元来12月6日担当の聖者だった聖ニコラウス(Sanctus Nicolaus:実在の司教)氏は
失職して、幼子イエス様の誕生日(聖夜)に現れるようになった。
カトリック地域では今も5日の夜か6日に、
なまはげのようによい子にご褒美・悪い子にむち打ち
というお供(クランプスやクリスマス父ちゃんとも言う)と一緒に登場する。

 一方新教圏では、聖者とお供の人物との混同が進んだ。
これが新大陸への移民を通じて世界中に広がる。
もと新アムステルダム改め新ヨークのあたりで、
聖ニコラウスのオランダ語「シンタ・クラース」を
英語話者がサンタクロースと聞き間違えた。
サンタの誕生である。
司教ニコラウスさんのマントは青だったが、
20世紀の初めに米国の飲料会社が宣伝のため
サンタのマントを赤にしてしまった。
乗るところのトナカイはノルマンが
イギリスに持ち込んだ十二夜の化け物話に由来するらしい。

 聖なるものの世俗化、平板化、風俗化、商業化のこの上ない事例である。
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被曝のリスクを考える講演会シリーズ③ 応用編 松井英介さん

2014-12-23 09:00:00 | イベント情報
講演会へのお誘い 被曝のリスクを考える講演会シリーズ
被曝について確かな情報を共有し、共に考え、これからの暮らしに役立てていきませんか。
4人の医師が 4つの角度から語る講演会です。
主催:グリーン市民ネットワーク高知 / 脱原発四万十行動
協力:虹色くじら ~save kids kochi~

第3回 応用編 松井英介さん
「〝美味しんぼ〟と〝鼻血〟の真実」
~脱ひばく内部被曝から いのちを守る~
 
日時:2015年1月10日(土)14:00~16:00 場所:高知市ソーレ大会議室、
日時:2015年1月11日(日)14:00~16:00 場所:四万十市社会福祉センター

◆松井英介さん
2001年3月まで岐阜大学医学部付属病院勤務。
放射線医学講座助教授。
1981~82年 ベルリン市立呼吸器専門病院Heckeshorn病院留学。
医学部退任後、
愛知県犬山中央病院放射線科部長を経て、
岐阜環境医学研究所・座禅洞診療所を開設、所長。
“美味しんぼ”に実名で登場。

患者さんの訴えこそ大切という臨床医 松井英介さん
「低線量」放射線内部被曝による健康障害からいのちを守るため、
「脱ひばくを実現する移住法」制定を提言されています。
人類史上かつてない規模の放射能汚染に直面し何をすべきか
お話くださいます。
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うちの畑にようこそ 11月27日記

2014-12-22 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
香美市 わたなべ農園の渡邉志津江です。

11/21~24の三泊四日の日程で
岡山県瀬戸中央市にあるうちの圃場に出かけてきました。
夫とふたり旅・・中生のタマネギ苗の定植です。


今年は土佐山田の圃場の苗づくり上等でした。


わたなべ農園 千手(せんず)圃場、う~んわかりにくいですね。
日本のエーゲ海 牛窓町といった方が認知度高いでしょう。
夫の父が遺してくれた土地です。
大きな栗の木があり、毎年たわわに大粒の実をつけていたようです。
ようです・・って。ん?そうなんです。

二年前に父が亡くなって今年初めて栗拾いしたのです。
それまでお盆の次の帰省は年末でした。
だから栗拾いに帰るということがなかったのです。

今年、父の三回忌に帰った折、
初めて栗の実発見!夫と二人無邪気に(私の方が子どものようでした)栗を拾い、
木になっている実を落とし、夜なべで栗の渋皮煮を作りました。
楽しかった~。
もちろん父の三回忌にお供えをし、皆でいただきました。
お父さんの栗の木でしたから、きっと喜んでくれたでしょう。
美味しい栗・・父に感謝です。
父の命日には岡山で栗拾いですね。

はーい!ぜったい帰りますとも(^o^)/
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