高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

ネオニコチノイドとは ~DVD上映と意見交換会より

2024-12-06 09:00:00 | イベント報告


『ネオニコチノイド』
 皆さんこの言葉を聞いたことがあるでしょうか?

基本的に農業には2種類の農業スタイルがあります。
化学農薬や化学肥料を使う従来の農法を“慣行栽培”と言い、化学農薬や化学肥料を使わない農法を“有機栽培”と言います。
これらの農法で大きく違うことは、生き物と共存していくかどうかです。
土の中にはミミズやオケラ、微生物に至るまで沢山の生き物が共存しており、その数なんと1㎤に約1億匹と言われています。
それだけの生き物が土の中の有機物を分解し、沢山の栄養素を作り野菜を育てていきます。
さて、これだけの生き物が土の中からいなくなったとすればどうでしょう?
有機物の分解はされにくく、栄養素、ミネラルの少ない野菜が育ってしまいます。

近年、野菜の栄養素が昔と比べると少なくなってきていると言われています。
それらの原因こそ微生物の減少によるものです。
農薬は野菜に付く害虫を倒し、野菜を作るとされています。
その農薬は微生物にとっても例外ではありません。
沢山の生き物が影響を受け、土の中のバランスは悪くなってきます。
その農薬に含まれる成分こそ“ネオニコチノイド”なのです。
“ネオニコチノイド”は神経伝達を阻害し、人体にも影響を与えてしまいます。

参加者の中には主婦の方から農家の方まで職種は様々でした。
その中でも“慣行栽培”をされている農家さんから、『知らずに“ネオニコチノイド”系の農薬を使っていました』と自身が衝撃を受けていた方もいました。
そうなんです。
農業のスペシャリストでさえその事実に気づいていない農家さんも沢山います。
ましてそれらの事を一般の方々が知るはずもなく、まだまだ皆さんに知っていただく為の努力が必要だと感じます。
今回の鑑賞会を通じ、これからの食に対する判断材料の一つとなれば幸いです。

文責:こうち食と農をまもる連絡会代表 川村淳


※ この記事は、NPO法人土といのち『土といのち通信』2024年11月号より転載しました。
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井上正雄さんの畑に集まれ~! 終了しました

2024-11-27 09:00:00 | イベント報告
★ 井上正雄さんの畑に集まれ~! ★ ~11月の企画

11月17日、南国市にある正雄さんの畑を訪れました
まずは集合場所の駐車場で正雄さんの話を聞いてましたが
じっとしていても汗が出るくらい暑い!


とにかく畑を見ましょうということで
畑に入って野菜を見ながらお話を聞くことにしました
ここは今年は畑ですが、畑にしたり田んぼにしたり転作するそうで多品目の野菜が育てられていました


自分で野菜を作っている方は
野菜づくりのコツなどしっかりメモしていましたよ


子どもたちは
靴を脱いで用水路に入ったり
土を触ったり虫を取ったり
なかなか頼もしくて見てて嬉しかったです


その後、公民館に移動して食事
自己紹介をしながら、またおしゃべり
天候のこと、堆肥のこと、害虫のこと、聞きたいことも、言いたいこともたくさんあって話は尽きません


正雄さんのお米でにぎったおにぎりと正雄さんのセロリの漬物は
正雄さんの娘さんである智美さん作です
土といのちのご飯のおとも含め、どれもこれもおいしくてお腹いっぱいになりました


正雄さんと智美さん
ありがとうございました


最後にまたまた移動してご自宅ハウスへ
2月から出荷される予定のセロリを見せてもらいました
まだ定植したばかりだそうです


ペットのアヒルにも会って
正雄さんちを後にしました


管理している畑は10か所以上あるそうで
田んぼも含め完璧に世話をするのは大変だと思います
今夏のような厳しい気候が続くとさらに…

正雄さん、智美さんが目指す愛の味 ❤️
そんな思いが描ける農業が続いていきますように

管理人
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ネオニコチノイドとはーDVD上映と意見交換会 終了しました

2024-09-16 09:00:00 | イベント報告
★ ネオニコチノイドとはーDVD上映と意見交換会 ★ ~9月の企画


9月8日(日)、高知市文化プラザかるぽーとで
「ネオニコチノイドとはーDVD上映と意見交換会」を開催しました
共催のこうち食と農をまもる連絡会代表 川村さんの挨拶から始まりです


DVDのタイトルは
「静かな汚染ネオニコチノイド
浸透性農薬は〈いのち〉に何をもたらすのか?」

ネオニコチノイドは
1990年代から開発され商品化された、神経毒の浸透性殺虫剤です。
他の農薬のように枝葉の表面に付着するのでなく、
植物に取り込まれ、枝や葉、幹や根、花粉や花蜜など全ての組織に運ばれます。
そして、そこにやってきた昆虫が死ぬ。。。

秋アカネの急速な減少
ミツバチが巣箱の周辺で大量死したり
働きバチが失踪して巣全体が崩壊するという報告もあり
気にかけない場所で静かに生態系の崩壊が進んでいます


水に溶けやすいネオニコチノイドは
地下水を通じていたるところの水系から検出され
たいていの人の尿からも検出されています。
ヒトにとって安全なのか?
今は昆虫の世界に怒ってる異変が
魚や鳥やヒトにも起こるのではないか


ネオニコチノイドはホームセンターで売っているし
シロアリ駆除にも使われてるし
農業の現場でたくさん使われています。
それほど便利な農薬なのです。
土といのちはネオニコチノイドを使用した農作物は扱っていませんが
それだけではネオニコチノイドは避けられません。
現在の生産と消費のあり方が問われています。


というような話を
参加者26名はとても熱心に視聴し

全員が意見を述べてくださいました


上映時間は40分ほどで
ネオニコチノイドという名前を初めて聞いた人でも理解できるよう
とても分かりやすくまとまっています。
ぜひ多くの方に見ていただきたく
このDVDを貸し出しします。
借りたい方は、土といのち事務所にご連絡ください。

( 管理人 )
.
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ジャンボタクシーに乗って香川の久保食品へ♪ 終了しました

2024-08-04 09:00:00 | イベント報告
★ ジャンボタクシーに乗って香川の久保食品へ♪ ★


7月27日(土)、高知駅北口集合!
天気は上々
さて、香川県に向けて出発です
目的地は、綾歌郡宇多津町の久保食品
通称くぼさんのとうふ
毎月1回注文書に掲載している豆腐屋さんです


到着後、さっそく社長 久保隆則さんのお話を聞きました。
思いは「子供に食べさせたい本物の味」!
消費者がメーカーを育てるというお話に
私たちの消費態度も大切なんだという思いを胸に刻みました。


店内には見慣れた豆腐製品はもちろん
農薬を使ってない野菜
自然な味のお惣菜
「良い食品づくりの会」の製品など
お豆腐屋さんらしからぬバラエティーさ


更におススメは
久保社長の娘さんが開設された
スイーツ事業部ソイチェリアの
豆乳を使ったジェラートや洋菓子。
私は甘酒ジェラートと紫蘇ジェラートのダブルをチョイス
甘すぎず美味しかったです


厳選したイタリアワインコレクションまであって
美味しいものづくしのお店で、
一度訪れる価値のあるお店だと思いました。


久保食品の親子でツーショット
これからも美味しいものを届けてください


お昼ご飯は丸亀市の石川うどんへ
香川が開発した小麦“さぬきの夢”を使ったうどんと
化学調味料を使わない出汁が好評です


最後は、善通寺市の虹の邑ポパイくんへ
土といのちと同じような
会員さんへの宅配配送センターであり
店舗もあり
“もち麦キラリ”の生産者でもあります
経営されてるのは長谷川夫妻


土といのちに有るもの無いもの
いろいろ目移りしてしまいます
ここでもお買い物をして
最後に長谷川さん夫妻と参加者で記念写真


今回の企画では、
久保食品のお店は小さいため見学は10人以内でと言われており、
ジャンボタクシーは9人乗りということでもあり、
残念ながらご希望に添えない方もおられ申し訳ありませんでした。
久保食品はJR宇多津駅から近いのでご自分で訪れてみて下さい。
善通寺の虹の邑もおススメです。

(管理人)
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第2回「オーガニック給食@こうち みんなで考えよう こどもの給食」報告

2024-07-12 09:00:00 | イベント報告
★ 第2回「オーガニック給食@こうち みんなで考えよう こどもの給食」 ★


2024年5月19日(日)
高知市オーテピアホールで
第2回「オーガニック給食@こうち みんなで考えよう こどもの給食」が開催。
「こうち食と農をまもる連絡会」主催で、
土といのちも団体会員として立ち上げから参画しています。
当日の参加者は49人で、
農業関係者、栄養士、県議、市議、
県の担当者などが一同に会しました。


会場では関係資料や農文協の出張販売もあり、
会開始前から終了後も
熱心な参加者同士の話の輪が多くみられました。
登壇者6人の話をごく簡単に紹介します。

藤﨑 元司さん(高知市学校給食会事務局長)は、
学校給食会について高知市2万人食の給食事業を支えている基本姿勢と組織体制や実際の給食提供の流れを説明。オーガニック食材導入については、どうしたら導入できるか考えたいとのこと。

北村真知子さん(高知市特別支援学校栄養教諭)は、
「自校直営方式」運営の栄養教諭として
「給食は教育の一環、食べることは自分の身体を作ること」をモットーに献立を作成。
有機食材も少しずつ取り入れて行きたいと抱負を述べられました。

渡邉志津江さん(有機農家/NPO法人土といのち理事)は、
家庭菜園から本格的農業へと19年間有機農業を実践。
現在香美市の給食に玉ネギと人参を納入。
安定供給のため予冷庫を構えるなど
有機農産物を給食に納入するための考え方と様々な工夫を語ってくれました。

大石真司さん(高知オーガニック給食推進協議会事務局)は、
私立のこども園で有機給食への試験導入した分析結果の報告と
国の助成金を得てオーガニック給食推進協議会を立ち上げ、
研修会や鹿児島県霧島市の給食と福岡市の高取保育園への視察の報告をしてくれました。

筒井崇史さん(有機農家/香南市オーガニック給食をすすめる会副代表)からは、
香南市市長と教育長宛に
農薬や遺伝子組み替え使用の農作物・加工品を扱わないようにと要望書を提出。
市から「国産小麦に早急に変更、または完全米飯給食への変更も含め検討を始める」との回答を得た報告がありました。

鈴木大裕さん(土佐町議/教育研究者/高知オーガニック議員連盟副代表)は、
議員連盟は現在県内15市町村33名の超党派の議員が会員となり、
有機農業者、消費者、慣行農業実施者と会員の職種も多彩である。
四万十市や給食センターなど視察、JAとの意見交換会を行ったとの報告がありました。

(こうち食と農をまもる連絡会 報告より抜粋/要約/編集して引用)

※ この記事は、NPO法人土といのち『土といのち通信』2024年7月号より転載しました。
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斉藤牧場に行こう! 終了しました

2024-06-09 09:00:00 | イベント報告
★ 斉藤牧場に行こう! ★


6月2日(日)、南国市の斉藤牧場に行きました。
危惧してたよりも道が舗装状態がよく
何のトラブルもなく到着できてヨカッタヨカッタ
山の上の駐車場から遠くに牛たちを見つけ
子どもたちは大喜び(大人も大喜び?)


牧場では斉藤佳洋さんと喜美子さんが
私たちを笑顔で迎えてくれました。
今回の目的は、牧場見学と試食会です。
参加者の皆さんはさっそく牧場を歩いて見学へ。
牛のすぐ近くまで行けた、
お乳がミルクタンクみたいに膨れて垂れていた、
草を食べる音がよく聞こえた、
ウンコが沢山出るのにびっくりした
などなど生で見る牛たちに大感激。


スタッフと喜美子さんは
試食会の準備をしながら
牧場見学の参加者たちを眺めてました。
この構図も新鮮


さてお楽しみの試食タイムです。
メインは赤身肉ブロックと会の野菜で作ったポトフ、
さくらベーカリーのパンいろいろ
もちろん山地酪農牛乳
お肉は喜美子さんが土曜日から煮込んでくれてて
余分な脂も臭みもなく
ホロホロと柔らかかったです。
牛乳もお代わりしました。


ずいぶん牛肉料理が上手になったと言う喜美子さんは
特別に、特製!牛肉のたたきも出してくださいました。


佳洋さん、喜美子さん
大変お世話になりました。


持続可能性を秘めた山地酪農ですが、
理想通りにいかないこともたくさん。
気持ち良かったね
牛肉も牛乳もおいしかったね
だけで済ますことなく
牧場をつづけるご苦労を
もっと理解せねばとも思った次第です。

(管理人)
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お茶とお菓子でおしゃべりしませんか 終了しました

2024-04-01 09:00:00 | イベント報告
★ お茶とお菓子でおしゃべりしませんか ★

3月24日に定期総会を開催しました。


場所は江ノ口コミュニティーセンター。
2023年度の事業報告および決算報告、
2024年度の事業計画および予算案は
無事に満場一致で承認されました。


その後はお楽しみの交流会。
お茶とお菓子をいただきながらおしゃべりです。
コロナ禍ではなかなかできなかった飲食ですが
今回は一人分ずつに小分けすることで実現しました。


生産者、理事、消費者会員さん
久しぶりに事務所の職員さんも出席
自己紹介を兼ねて語り合いました。


以前のようにパーティー形式ではなく
少し残念でしたが
顔を合わせておしゃべりするって大事
こういう機会を沢山持ちたいと思いました。

管理人
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第50回日本有機農業研究会全国大会in愛媛に参加して ~井上正雄

2024-03-24 09:00:00 | イベント報告
日本有機農業研究会会員 井上正雄です。

第50回日本有機農業研究会全国大会in愛媛


今回で、愛媛で開催された日有研全国大会参加は3回目となりました。
1回目は松山市で、2回目は今治市で、3回目は福岡正信氏の住んでいた伊予市で行われました。
高知県から17-8名、県の環境農業推進課からも2名が参加しました。

今回の基調講演の講師は、元愛媛大学准教授の宇高さんと今治の生産者の長尾氏のお話でした。
地元の熱心な生産者が地元の小学校の子供と保護者と共に有機農業の勉強会や作業等も行っている事、市町村の職員さんも参加している事、JAの生産者も一部だと思いますが、有機の米作り・野菜作り・果樹栽培等にも取り組んでいる事で学校給食もかなり早くから取り組んできた事などを聞くことができました。

他の県では仲々取り組む事がむずかしかった事をやりとげて来られた事は、私達がこれからやろうとしても、すぐには出来ないと思いますが、有機農業をこれから広げ増やそうとするなら、どうしても必要な事だと思われます。
まず私達が始めようとすれば、今治や和田丸地区の生産者が数名から数10名位のグループを作っているように、それから始めて、ある程度軌道にのったら、地区の学校やJA等と手を結んで、学校給食を軌道にのせてゆく事が大切だとは思います。
が、土といのちのように、生産者と消費者が手を結んで、そのつながりを広めてゆく方法も大事なため、今の所この方法で取り組んでゆくのが良いだろうと思っています。

※ この記事は、NPO法人土といのち『土といのち通信』2024年4月号より転載しました。
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第50回日本有機農業研究会全国大会in愛媛に参加して ~丸井美恵子

2024-03-22 09:00:00 | イベント報告
運営委員長 丸井美恵子です。

第50回日本有機農業研究会全国大会in愛媛


2月17日(土)、18日(日)
愛媛県で日本有機農業研究会の全国大会が開かれました。
今回は50回目で、会場も自然農法で有名な故福岡正信さんのハッピーヒルの地、伊予市で行われました。

この大会には、全国から有機農家や消費者200人が集まり、高知からも高知県有機農業研究会、山地酪農を愛する会、土といのちなどから代表や関係者が多く参加しました。

開催された場所は、市の中心街からは少し離れたウエルピア伊予という宿泊もできる複合施設でした。
会場の受付ホールでは、午前中から各地域の団体の紹介ブースが設けられ、活動を紹介する物品や資料が展示され、賑わいをみせていました。
高知も各団体の資料を机一杯に並べてPRし、山愛会の斉藤牧場も牛乳の試飲を行い、多くの参加者が立ち寄り盛況でした。

大会は、午後1時から「明日に手渡す生命の食べもの」のテーマのもと、大会長の秦左子氏(愛媛有機農産生協理事長)の開会挨拶に続き、基調講演で始まりました。
講演では、元愛媛大学准教授の宇高順子氏「生態系の観察から見えてくる有機農業のおもしろさを伝えつなげる『教育』と『農の技』」および生産者で愛媛有機農業研究会会長の長尾氏「食と環境の重要性業の面白さを伝え繋ぐには」と題し、子ども達への教育の大事さと長く有機農業を続けてきた生産者の知恵を繋いでいく重要性が語られました。

続いて5つの分科会に分かれ、発表と討議が行われました。
以下はそのテーマと発表者です。
1.GMO+ゲノム編集と有機農業 
 ・世界の動向と日本の政策:安田節子(食政策センター・ビジョン21代表)、
 ・「重イオンビーム育種」の問題とは:久保田裕子(日有研副理事長)
2.気候変動と有機農業 対策と技の継承
 ・異常気象の状況と対策:林重孝(日有研副理事長)
 ・太陽熱処理を利用した野菜栽培と今後の課題:丹下隆一(生産者・今治市)
 ・自然農園を継承し、より良い未来へ:福岡大樹(生産者・伊予市)
3.ゆうき生協と提携 今日から明日へ
 ・生産者と消費者が力を合わせて:倉瀬久美子(消費者・元愛媛有機農産生協理事長)
 ・年々難しくなる、だけど面白い!:池川良嗣(東温市・和田丸有機グループ生産者)
 ・有機農産生活協同組合のあゆみ:高須賀真(愛媛有機農産生協事務局長)
4.学校給食に有機を 教育と生産者の課題
 ・3%から、その先へ:野口千恵美(今治市のゆうき給食を進める会代表)
 ・東温市の有機学校給食への取り組み(東温市、消費者・生産者)
5.明日の有機農業 愛媛から
 ・遠藤忍(楽天農業 代表取締役社長)・村上尚樹(有限会社てんぽ印代表取締役)
 ・中田伸二(松山市・自然栽培)

各分科会には、テーマに関心のある人々が参加し、各分科会とも盛況の様子でした。

(この写真は、YAHOO! JAPAN ニュースより転載)

分科会終了後は、ブッフェスタイルで食事をしながら参加者の交流会が行われました。
その間、各地からのスピーチがあり、高知の各団体も一言ずつ紹介スピーチをしました。
その後2次会も用意され、特に主催関係者と宿泊者で親交を深める機会となりました。

翌朝は、種子の交換会が行われ、珍しい在来種の野菜の種や、ぶどうの挿し木用の枝などが集められ、参加者はそれぞれ選んで持ち帰っていました。
午前中は、福岡正信さんのハッピーヒルへ椎茸栽培の現場の見学などがオプションで行われました。

この大会は、全国の志を同じくする人々の集まりであり、すぐ共通の話題に花が咲き、情報交換や親交を深める機会となります。
また日本各地の活動を知り、これからの活動のヒントを得ることができたり、具体的な話もできる、収穫のある大会でした。

※ この記事は、NPO法人土といのち『土といのち通信』2024年4月号より転載しました。
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第7回高知オーガニックフェスタ 終了しました

2023-12-10 09:00:00 | イベント報告
★ 第7回高知オーガニックフェスタ ★


12月3日、高知市おびさんロードで
第7回高知オーガニックフェスタが開催され
中ノ橋通りをはさんで
東西に44店が並びました。
朝の準備時は冷え込んでましたが
開始時刻11時には暖かくなり
午後は暑いと感じるくらい

土といのちのブースは
中ノ橋通りとおびさんロードの角地。
のぼりが目印 ♪


土といのちの生産者会員のブースも
6店舗があちらこちらに出店してます。


井上農園(井上正雄さん)

(この写真は、高知オーガニックフェスタFBより転載)

山地酪農を愛する会&斉藤牧場


おにぎりや農園


南国にしがわ農園


よしい農園(吉井浩一さん)


米粉のお菓子ju.


野菜セットの谷川農園谷川さんは
フェスタ実行委員なので忙しそうでした。


会員の方もお買物券をもって、
土といのちのブースに立ち寄ってくださいました。
久しぶりに会う方、初めて会う方、
会員同士また職員とも紹介し合う光景も見られ、
楽しい交流の場になりました。

当日の連携企画
『畑ぐるぐる台所ぐるぐる』では
おいしくて安心なご飯を食べ続けるための
ミニ講座や体験ワークショップも ♪
食と農について考える場でもあるのですね。


すでに、たくさんの写真が
高知オーガニックフェスタの
フェイスブック(こちら)やインスタ(こちら)で公開されているので
もう見られた方も多いと思います。
その中から土といのちの写真を
拝借して紹介します。


また来年も開催されるといいですね

( 管理人 )
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