所司一門将棋センター (津田沼店)

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津田沼子供将棋教室 スタッフブログ

5月後半日曜日の初級クラス教室

2014年05月25日 | 初級クラス
5月後半日曜日の初級クラス教室です。
今日は曇りで若干蒸し暑いです。
もうすぐ梅雨に入るのでしょうか。
今日は生徒さんは8人です。
少し聞いてみますともう皆さん運動会は終わったようです。
昨日運動会というのが最後ぐらいだったのでしょうか。



講座はレッスン10の続きで、38ページの第5図からです。
遊び駒のテーマの続きです。
第5図は終盤の例題で、先手が銀得ですが竜も馬も遊んでいるので先手が苦しいという形です。
みんなどれが遊び駒で、形勢はどちらが良いかすぐにわかりました。
先手の陣形のカベ銀もマイナスで遊び駒どころかいないほうが良いことも解説しました。
第6図は序盤の例題図で角が遊んでいるのはすぐ答え、あとはどれが遊んでいるかで、飛車も銀も遊んでいるのが答えられました。
飛車は歩越しの形なので働いていないのが理解できました。
右銀もやや遊び駒なのも説明しました。
そして具体的な展開も見ていき後手有利を確認してもらいました。
内容の濃い例題でしたので、今日はこの2つで終わりにしました。
次回は39ページの第7図からです。



指導対局は3面指しで平手が1局、二枚落ちが1局、四枚落ちが1局、六枚落が3局、8枚落ちが2局です。
平手は腰掛け銀の右四間飛車でした。
ただ引き角にしたので角の活用が難しく、反省点もすぐわかりました。
二枚落ちは居飛車の本格的な展開でした。
上手の6筋の位取りが手厚かったので、駒損でもそこを強引にこじ開けていったのが良かったです。
定跡とは違いましたが、力がありました。
4枚落ちは▲6六角から組みましたが、六枚落ちと違い難しい展開でした。
それでも中盤戦でうまく金をななめに誘い捕獲に成功し有利を拡大できました。
六枚落は2局▲6六角からの定跡通りで、龍を作って▲9四歩からと金を作り、角と成香もうまく活用して素早く寄せました。
1局は六枚落ちですが、二枚落ちの二歩突き切り定跡のように3筋から攻める展開でした。
難しかったですが、銀のただ捨てで手を作っていくことができました。
8枚落ちは2局とも棒銀で8筋を破りました。
片方は▲6六歩と角筋を止めおとなしかったですが、▲6五歩の突き捨てから角もうまく活用しました。
力が付いている子は中級クラス教室に上がる相談をしていました。



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