旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

晴耕雨読日記 2019年(令和元年)10月9日 水曜日 波高し

2019-10-09 17:11:06 | 晴耕雨読日記
 旅に出ると、声をかけられることがあります。
 「どちらからですか?」
 「青森からです。」
 大抵はこの答えで済むのですが。
 「青森は、どちらですか?」
 これを聞かれると少々やっかいなことになることが多いのです。 
というのは、我が町「野辺地町」は年季の入った鉄道ファンであれば、所謂レールバス、南部縦貫鉄道の起点駅があったことで知っていますが、一般人にとっては「青空レストラン」や「旅サラダ」に登場しているとは言え、まだまだ知名度は低いのです。
 そこで最近は、パスケースに地図をはさんでいます。
 外国人用、これで通じます。


 青森は、どちらですか?用。多くの反応は「はぁ~」。

 「下北半島の付け根」「青森市と八戸市のほぼ中間」でも通じるはずなんですが、これがなかなか・・・。
 陸奥湾の一番奥に位置するため普段は穏やかな海ですが、今日は低気圧通過の影響なのか10m/sを越える強風が吹きました。 


鉄道おまけ~愛しの深夜特急ブルートレイン「トワイライトエクスプレス EF81 43」

2019-10-09 15:29:57 | 鉄道おまけ


 トワイライトエクスプレスは。大阪駅と札幌駅を日本海縦貫線経由で結ぶ寝台特急でした。この間の距離は1495.7km(営業キロ)で、所要時間はおよそ22時間。日本ではもっとも長い距離を走る列車で、展望室付きのA寝台個室「スイート」、フランス料理のディナーが楽しめる食堂車「ダイナープレヤデス」などが連結されて、「トワイライトエクスプレス」は日本を代表する「豪華寝台特急」のひとつに数えられました。
 車両はブルートレインで使用された24系客車を改造したものですが、塗装色はヨーロッパの豪華夜行列車オリエント急行をモデルに、従来の「寝台列車=ブルートレイン=青」というイメージとは一線を画し、深緑に金色(黄色)の帯を1本締める独自の塗色で、厳密には「ブルートレイン」とは言えません。
 トワイライトエクスプレスには、専用に整備されたEF81形電気機関車が使われていました。 EF81形は、直流電化および交流電化の両方の区間を通して運転できるため、1989年(平成元年)の運転開始以来、大阪駅・青森駅間を担当していました。
 おまけとして付いていた時点では運転されていましたが、2015年(平成27年)3月12日、車両の老朽化や整備新幹線(北陸新幹線・北海道新幹線)開業に伴う並行在来線切り離しを理由に、同日付で札幌発着のトワイライトエクスプレスは運行を終了し廃止されました。