旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション183 「蟹ちらし」(釧路駅)

2022-06-01 14:23:46 | 駅弁コレクション
【蟹ちらし】(釧路駅)
                             2022.6.1投稿

2014年(平成26年)4月12日
 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,100円
                        [製造元](株)釧祥館

 中身がよく分かる大きな窓付きの掛紙(スリーブ)です。


 味付け椎茸・干瓢を混ぜた酢飯の上に錦糸玉子を敷き詰め、酢で味付けしたズワイガニのほぐし身と昆布出汁で味付けしたオオエンコウガニ(ズワイガニの仲間)の爪と棒身を載せ、枝豆をちらしています。
 付け合わせは、昆布干瓢巻、帆立煮、生姜酢漬です。


 複数のカニの身を使った駅弁は珍しくはありませんが、この駅弁は二つの味付けのカニを楽しむことができました。
 すでに終売のようです。

 製造元は、1917年(大正6年)、釧路駅構内営業の許可を得て開業した老舗です。
 1953年(昭和28年)に個人営業から、株式会社釧正館を設立しましたが、1989年(平成元年)に営業権を旭川駅立売株式会社に移譲し、翌年には社名の「釧正館」を「釧祥館」と一字変更しています。


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