市議会健康福祉常任委員会が開催され、今議会で重要な議案である「国保税2年連続値上げ条例」についての審査が行われました。同時に、国保・医療をよくする市民の会から「国民健康保険税の2年連続中止を求める請願」が提出され、合わせて審査されました。(録画中継はコチラ)
今年度20%の値上げが行われ、さらに今年度5%値上げされれば、市民の暮らしは極めて深刻な状態となります。
質疑の中でも、介護保険料や消費税増税によって市民生活に影響が及んでいること、国保加入者の多くが低所得者であることが議論されました。
市側の説明の中には、国保の運営主体が「都道府県化」されることへの対応で、一気に値上げとならないように段階的に値上げするというものがありました。
保険税を抑えるために、一般会計から補填をしていますがこれは非常に意義のあることです。
国保の持続可能な運営ということを言いますが、連続値上げによって市民生活の方が持続不可能となってしまいます。
共産党市議団は、国の保険者支援金(町田市で今年度約6億円)の活用を行えば、国保税の値上げは必要ないという論戦も行いました。
委員会採決の結果、日本共産党以外の賛成多数で「国保税2年連続値上げ条例」は可決されることになりましたが、連続値上げというインパクトについて十分考慮されたとは言い難いと思います。
私は委員長のため、質疑に立つことはできませんでしたが、共産党市議団は渡場議員が大奮闘しました。22日の本会議で表決が行われます。
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