都政の最重要課題となっている、築地市場の豊洲移転問題。百聞は一見に如かず──16日、くり返し調査を行っている日本共産党都議団事務局の方のガイドで現地を探訪しました。都議選墨田区選挙区から立候補予定の伊藤大気さんが企画したツアーに同行させていただきました。
築地市場は師走で賑わっており、観光客も多く訪れていました。
流通や仲卸の仕組み、歴史と伝統の「築地ブランド」を強く感じる場面にいくつも遭遇しました。
豊洲新市場予定地は東京ガス跡地ですが、基準値を超える猛毒、発がん性物質が大きな課題です。都議会本会議で小池知事が「調査によって把握した基準を超える汚染物質について、土壌は掘削」と答弁し、すべて除去してはいないと認めました。
また、地下水を下げるためのシステムが機能していないこと、市場の命である流通が困難であること、製氷が築地の3分の1であること、殺菌力の強い海水をろ過できる仕組みがないことなどがわかりました。
築地市場の現地再整備が検討された際、試算が4000億円で費用がかかりすぎるとされましたが、豊洲新市場は総額で5900億円の経費がかかっています。改めて、築地市場の豊洲移転は抜本的再検討が必要だと感じました。
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