「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」というのが、祝日法(国民の祝日に関する法律)で定められています。
短いけれど、格調高い一文です。
少し前になりますが、木村草太編『子どもの人権をまもるために』という本を、発売と同時に一気読みしました。
「子どもの人権」という視点から、16分野の深い考察が行われています。
「虐待」について書いた、宮田雄吾氏が「何の根拠もないのだけれど、その子どもの未来に期待し続けること」と書いていますが、大人が子どもと関わるときに、持つべき視点だと思いました。宮田氏は「この三つ目(注──未来に期待し続けること)が一番難しい。子どもをなかなか変化させることのできない無力な自分への失望に打ち勝つ力が大人に問われる」と記しています。
「こどもの日」がどんな状況にいるこどもであっても、「人格を重んじ」「幸福をはかる」日としてあることの意義は大きいと思いました。
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