日本共産党都議団で、「都立瑞穂農芸高校の防音対策についての申し入れ」を行いました。
米軍横田基地の滑走路近くにある都立瑞穂農芸高校は、都内唯一の畜産科学科をはじめ、園芸科学科、食品科、生活デザイン科、また定時制課程もあり、「いのちに学ぶ学校」として、すぐれた教育実践がおこなわれています。学校の特色から、校舎外での実習も多く、また特別教室も多いことが特徴です。
夏休みを始め休日であっても、生徒たちが動物の飼育のために通っているというのも他の学校とは別の特色があります。
この1年ほどの間に、学校周辺での米軍機の飛行の増加で騒音も増し、私たちのところにも「授業中、米軍機の音で先生の声が聞こえなくなり、授業を中断することがあった」「音が大きくて怖い」「牛など動物たちに影響はないのか」など、心配の声が寄せられています。
申し入れでは、以下の4点について要望しました。
①軍用機の飛行騒音を校舎内外で測定すること。
②実態に即して、必要な防音対策を早急に講じること。
③実験室や実習室など、特別教室へのエアコン設置を早急におこなうこと。
④瑞穂農芸高校に限らず、横田基地周辺の他の都立学校についても騒音の状況を調査し、必要な手立てをとること。
申し入れの中で、文科省策定の「[改訂版]学校環境衛生管理マニュアル 「学校環境衛生基準」の理論と実践」の騒音レベルの対応について、以下の指摘があることを紹介し設置者としてエアコン設置や防音工事などを行うよう求めました。
同時に、根元は米軍横田基地です。今夏には、オスプレイの配備が計画されており都として配備を許さない立場で臨むべきだということも合わせて求めました。
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