リニア中央新幹線の「大深度地下使用の認可申請に関する説明会」が各地で行われています。
私は、14日の鶴川市民センターで行われた説明会に参加しました。
説明会では、自分の家の真下を通るという発言をされた方が何人かいらっしゃいました。振動はどうなのか、それが長期間に及んだ場合はどうか、地盤沈下の可能性はどうか、家屋調査は実施してくれるのかなどなど。
また、非常口(立て坑)周辺の方からも不安の声が出されました。
当初の終了予定時刻を超えて、質疑応答が行われましたが真正面から答えず関係のないことを述べる場面もありました。
JR東海は、大深度地下(地下40㍍以下)を利用するから、地上には影響がないと説明していますが、国も「大深度地下にも土地の所有権が及んでいる」(※民法207条)と国会で答弁しているのです。
しかし、実際には所有権者への個別の説明もなく、家屋調査も実施されていません。つまり、所有権のある人に、リニアが通ることを知らせないまま工事が進められようとしているのです。
少なくとも外環道では地上部の家屋調査を実施しています。
説明会でも、「家屋調査は必要ない」「ホームページや広報で説明会のお知らせをしている」と個別の説明については行わない考えを示しました。
国交相は、「住民の理解」が必要と言いますが、これでは理解など得られません。リニア計画は、中止すべきです。
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