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勝 海舟
歴史上の人物でなんとなく気になる人というか、なんとなく好きな人に、「勝海舟」がいます。
徳川幕府の幕臣で、蘭学を学び、軍艦奉行になったとき日本海軍創設を唱え、咸臨丸ではじめてアメリカ大陸に公式にわたった人。そして西郷隆盛との会談で江戸城の無血開城を実現した人。しかし、明治維新後は、「明治維新の元老」であったのになぜか不遇の晩年をすごしたとのこと。
その「なぜか」というところが、少しわかりました。
勝海舟は、「日清韓三国合縦」を唱え、日清戦争に反対したとのこと。そのほかにも明治新政府の根本的批判者としてふるまい続けていたことがわかりました。
こうした現代からみて開明的なものの考え方は、弟子の坂本龍馬や、長崎で活動していた龍馬と出会った中江兆民に、そして中江兆民の著書「一年有半」に強い影響を受けた石橋湛山へとつづく人々の流れがあるとのこと。ふむふむ、なるほど。
もう一人好きな人物に、田中正造がいるのですが、この田中正造との共通点も興味があります。
足尾鉱毒事件において、鉱毒を流してかえりみない「文明」を批判した勝海舟と、「真の文明は山を荒らさず川を荒らさず村を破らず人を殺さざるべし」の言葉を残した田中正造との間の共感や、日清戦争に一貫して反対した勝海舟の「日清韓三国合縦」の主張と、日露戦争に反対した田中正造の「世界各国皆海陸軍全廃」の構想にも「アジア観」をめぐる共感があるそうな。
こうした話が1月12日に江戸東京博物館で開かれた「勝海舟没後110年記念」特別講演でされたそうです。
ブックレットかなにかで出版されることはないのでしょうか。一度じっくり読んでみたいです。
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