綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
横軸は四方八方に広がります。
綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

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◆神奈川県民の税金を使って、自民党県議団が海外視察! 再考を求めます!!

2013年09月27日 | つぶやき

 神奈川県議会は9月26日の本会議で、自民党県議団の東南アジア視察の議案を全会一致で可決しました。報道によれば、8日間、シンガポール、カンボジア、ミャンマーを回り、バイオ医科学研究拠点、日本企業の海外展開の状況を調査するそうです。

 日本共産党は、海外視察はなんでもかんでも必要ないは言いませんが、しかし、今年度の県の当初予算では、年間20数万円の漁業者対象補助金を廃止したり、民間福祉施設の運営費補助金を削減するなど「緊急財政対策」の名の下に県民に痛みを強いてきているさなかです。
 なおかつ、今行われている定例県議会で、知事は、「財政危機」対策として県有施設見直し(委譲、廃止)、県事業の見直し(削減、廃止)を「抜本的に行う」と表明しているのです。

 このように県民生活にかかわる補助金、事業を削減・廃止するなど、知事のいう「県財政危機」の状祝下で、555万円を越す県民の税金を使って、「成長産業育成、海外展開企業育成」の視点での海外視察は、県議会議員の役割として緊急かつ必要な事業といえるだろうか、と思うのです。

 県民から付託された、県民本位の県政を進める役割発揮をする立場に立つのなら、今回の海外視察はやめるべきではないでしょうか。私は、見直すことを求めます。

 悲しいことに神奈川県議会には、現在共産党の県議が一人もいないことが、やりたい放題をのさばらせているわけで、2015年4月の選挙で、なんとしても送り出さなければ・・・と誓うのでした。

 

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