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2013年4月9日の私のブログ「◆綾瀬市の洪水被害は、床上16棟、床下11棟、車両浸水35台、土砂崩れ2ヶ所・・・」に記載されていますが、この年の4月6日の大雨では市内各所で大きな被害が発生しました。この中でも特に大きな被害を出したのが、早園小学校北側の地域です(その時の写真が上の写真です)。
私は、ここの水害対策を市に何度も要求してきましたが、2016年、2017年度の2年をかけてその対策工事が行われ、このほど完成しました。
その工事とは、現在早園小学校の校庭の下を流れている暗きょ(地下の排水路)の脇にもう一つ新しいバイパス管を作り、そこに大雨時に雨水を流すというものです。バイパス管の直径は165センチで全長約720メートル、最大1500トンの雨水を貯留することができ、順次目久尻川に流れ出ていく構造です。市の設計では時間雨量100ミリにはこれで対応できるとされています。
この施設が完成する前に4月6日のような大雨が降らないことを祈り続けてきましたが、なんとか間に合ってホッとしています。
この施設を昨日、松本議員と二人で視察してきました。
これは地下に5メートルくらい潜ったところから撮影したものですが、中央左の枠(A)から大雨が降ると雨水がバイパス管に流れ込んできます。そして、写真右の丸い管トンネル(B)の中へと流れていきます。
これが(A)です。私が指さす向こう側に昔からの暗きょがあります。その暗きょの水位が一定量を超えるとこちら側に流れてきます。
新しいバイパス管に流れ込んだ雨水は、このトンネル(B)の中へと流れていきます。
直径165センチのトンネルですので、首をすくめながらなら歩くことができました。このトンネルが約720メートル続きます。川と合流する部分の管の直径は80センチに狭められていて、下流での洪水を引き起こしにくくされています。