綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
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綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

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◆床上浸水多発地帯の水害を解消させる大雨時のバイパス貯留管が完成!(小園地区)日本共産党市議団が視察

2018年02月23日 | いいぞ綾瀬市政

 2013年4月9日の私のブログ「◆綾瀬市の洪水被害は、床上16棟、床下11棟、車両浸水35台、土砂崩れ2ヶ所・・・」に記載されていますが、この年の4月6日の大雨では市内各所で大きな被害が発生しました。この中でも特に大きな被害を出したのが、早園小学校北側の地域です(その時の写真が上の写真です)。

 私は、ここの水害対策を市に何度も要求してきましたが、2016年、2017年度の2年をかけてその対策工事が行われ、このほど完成しました。

 その工事とは、現在早園小学校の校庭の下を流れている暗きょ(地下の排水路)の脇にもう一つ新しいバイパス管を作り、そこに大雨時に雨水を流すというものです。バイパス管の直径は165センチで全長約720メートル、最大1500トンの雨水を貯留することができ、順次目久尻川に流れ出ていく構造です。市の設計では時間雨量100ミリにはこれで対応できるとされています。

 この施設が完成する前に4月6日のような大雨が降らないことを祈り続けてきましたが、なんとか間に合ってホッとしています。

 この施設を昨日、松本議員と二人で視察してきました。

 これは地下に5メートルくらい潜ったところから撮影したものですが、中央左の枠(A)から大雨が降ると雨水がバイパス管に流れ込んできます。そして、写真右の丸い管トンネル(B)の中へと流れていきます。

 これが(A)です。私が指さす向こう側に昔からの暗きょがあります。その暗きょの水位が一定量を超えるとこちら側に流れてきます。

 新しいバイパス管に流れ込んだ雨水は、このトンネル(B)の中へと流れていきます。

 直径165センチのトンネルですので、首をすくめながらなら歩くことができました。このトンネルが約720メートル続きます。川と合流する部分の管の直径は80センチに狭められていて、下流での洪水を引き起こしにくくされています。

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