綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
横軸は四方八方に広がります。
綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

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◆地区計画で第一種低層住居専用地域に隣接した地域に床面積70000平米、高さ37mの巨大倉庫を容認

2020年06月11日 | あれれ?の綾瀬市政

 6月議会に現在工事中の仮称綾瀬スマートインターチェンジ周辺の「地区計画」の条例案が提案されています。この地区計画では、区域内(上図カラー部分)の建築物の大きさや建設してはいけない施設等の制限が決められます。

 ここで大きな問題があります。

 今回の地区計画の中には、第一種低層住居専用地域である小園団地に隣接する工業地区Aがあります。第一種低層住居専用地域は、もっとも良好な居住環境の保全、形成を図る区域とされているところですが、そのすぐわきに総床面積70000㎡、高さ37メートルまでの大きな倉庫を建てることを認める内容となっています。

 以前、この地域に大型物流倉庫(GLP)が進出してきたとき、私は一般質問で確認しましたが、第一種低層住居専用地域と工業専用地域が隣接しているところは綾瀬市内にはここしかなく、他にもあまり例がない異常な地区となっています。

 当時、小園団地の方々から市へ要望書が出されたとき、この巨大倉庫を規制する法的根拠がないことを市の執行部も嘆いていました。
 しかし、今回、「GLP並までの倉庫は容認する」と市は明確にしてしまったのです。

 日本共産党綾瀬市議団は、第一種低層住居専用地域に隣接する地域の規制を強化することを求め、この条例案には反対を貫きます。
 市の姿勢が残念でなりません!

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