みどりの日にちなんで綾瀬市では毎年城山公園で「緑化フェア」が開催されています。今年は第17回でした。心配された雨が、もうちょっとというところでふりだしてしまい、特に、舞台の「大正琴」や「和太鼓」「大道芸人」のかたがたは大変でした。主催された方々をはじめ、みなさんおつかれさまでした。
全国優勝の経験をもつ綾北中学校のマーチングバンドも出演し、表情豊かな演奏は公園中の関心を集めていました。しかし、みんな立ち見で少し後ろになると「なんにも見えない」と嘆きの声が。「前の方は座ってごらんください」などの主催者側のアナウンスがあればよかったですね。
開会式での市長をはじめ、市議会議長、県会議員、そして国会議員の方々のあいさつは、みな地球環境が危機に瀕していて、市民一人ひとりが緑を大切にする生活を、というもっともなお話でしたが、その一方で、東名高速に綾瀬インターを作って、大渋滞を綾瀬市内に呼び込もうとしたり、広大な農地を開発して市街地にしてしまおうというのですから、矛盾を感じてしまいました。
私は、「あやせ環境推進会議」のブースを少しだけお手伝いさせていただきました。段ボールの中で、腐葉土と米ぬかを触媒にして野菜ごみを分解させ堆肥をつくる実演も行われていました。高額な生ごみ処理機にくらべ電気代もかからないので、よりエコロジーです。ごみ減量化に役立ちますので、実践ご希望の方はご相談ください。簡単にできる説明書をお送りいたします。
さいごに、青年会議所のブースで作成された市の花「バラ」をかたどった作品をごらんください。折り紙でバラの花を折ったものを貼り付けたものです。私も縁取りに使われている黒いバラを二つ折らせていただきました。市役所にしばらく飾られるとのことです。