2012-05-22FCLP抗議と爆音.m2ts
いま2012年5月23日午前11時30分です。私の頭上を厚木基地の空母艦載機がひっきりなしに飛んでいます。心がかきむしられるいやな爆音が途切れることなく続いています。
綾瀬市の基地対策課に確認したところ、「うるさい」などの騒音被害を訴える電話が、昨日は約50件、今日もすでに20件近く寄せられているそうです。
最近、ここまでうるさい訓練はされていなかったのに、なぜ・・・・?
米軍や防衛省の発表などからわかったことは次のことです。
原子力空母の原子炉などのメンテナンスを横須賀で行った後、試験航行を行ったところ不具合が発見されたため、現在修理を行っています。そのことによって、空母の出航が数日遅れることになったため、その間のパイロットの練度維持のために訓練を行わなければならないので、厚木基地で行う、と言うことのようです。
まさか・・・、原子炉に不具合・・・? 冷却水が漏れたとか・・・? ということがまず頭をよぎりました。横須賀で原子炉事故が起きたら、綾瀬市民も避難しなければなりませんから、心配です。
さて、この訓練の通告(5月22日~24日、9時~20時に実施)は昨日の8時頃に綾瀬市に届きました。訓練の当日の朝に通告するという非常識さも許せません。
私たち日本共産党は、基地周辺の自治体の党議員らと連絡を取り合い、午後2時に厚木基地に対し抗議を行い、訓練の中止を求めました。
抗議している間も、ものすごい爆音。ビデオ撮影もしましたので、ご覧ください。
ジェットが真上を通過し、絶え間なく続く
爆音に、頭が痛くなりました…
でも、寝ていられるような状況でもなくて…
防音工事をしていても、何の意味もありません…
明日は、静かでありますように…
どんさく大魔王様
コメントありがとうございます。
本当にひどい爆音でこころが落ち着きませんね。
爆音をなくすためには、
(1)飛行訓練を日本の別の場所でやってもらう。
(2)横須賀が空母の母港になっているのをやめる。
(3)厚木基地をなくす。
ことが考えられます。
(1)は爆音の国内たらいまわしになりますので、同じ日本人にこの苦痛を押し付けることは良心がいたみます。いま、国が山口県岩国市にこれを押し付けようとしています。
(2)は空母の母港が横須賀になければ飛行訓練をすることもないので、母港返上ができれば解決します。アメリカが海外に持っている空母の母港は世界中で横須賀だけです。アメリカ国内に移転させる日本国内の世論を高めましょう。沖縄の問題と共に連帯していくことが大切だと思います。
(3)基地を一つなくすことはアメリカの合意がなければ実現しない条約になっていますが、安保条約をなくすことは、日本国がアメリカに通告すれば自動的に1年後にはなくなり、基地もすべてなくなります。政府を変えれば実は簡単です。そして、アメリカとは「平和友好条約」を結び、軍事以外で仲良く協力していくことができます。
日本はどこの国とも戦争をしたら破滅してしまいます。また、世界経済も戦争をするとお互いが破滅する構造になってきました。
軍事同盟のない日本、世界を求めていくことがすべての近道なのかもしれませんね。
若い航空機マニやが公園に、いっぱい居ましたね。
大和駅に一番近くで撮影していた人、上田さんだったのかしら…
小生、朝から夕方までぶらぶら撮影してして基地南側の道へ出て、大和駅へと帰途につきました。
今日も爆音が空に轟いていますが、あの数日の爆音は桁違いでしたね。
ところで、ブログに載せた映像は22日に撮影したものです。文章を書いたのが23日だったので、わかりにくくなっていて申しわけありません。
23日は、私は市役所の屋上で撮影していました。
その映像は未編集のままで、公開していません。
でも、今後、お会いするときがきっとあると思いますので、どうぞお気軽に声をかけてくださいね。
こんどともよろしくお願いいたします。