12月の海老名市役所でのステージと同じ「Ⅰ」のコンサートでしたが、またあの心が澄み渡る感動を味わいたくて、市内の春日台中学校の体育館で行われた「地球のステージ」に参加しました。(春日台中学校でのコンサートは4回めだそうです)
「地球のステージ」は、「ビデオ映像」+「ライヴ音楽」と、「スライド映像」+「語り」で構成されているこれまでにないコンサートです。「地球のステージⅠ」ではインド、ケニア、スペイン、アラスカ、南米などの「放浪篇」に始まり、フィリピン、ソマリア、東ティモール、旧ユーゴスラビアなどの貧困、紛争地域の子どもたちの明るくたくましい姿が映し出されました。
おろかな人間、されどすばらしい人間。私は、涙をあふれさせながら今回も見入っていました。
桑山さんはこう語りかけてくれました。ソマリアの難民キャンプでの話です。
「『豊かな日本のお医者さんが可哀相な難民を助けてきたんでしょ、ご苦労さま』なんて言われますが、それはまったく逆です。助けられているのは実は僕たちの方です。
彼らから生きる喜び、誇り、尊厳、プライド、エネルギー…、ものすごい勢いで『プレゼント』をもらうような思いです。『プレゼント』ってもらいっぱなしで『さよなら』って帰ってきたら、それはあまりに申し訳ないですよね。だから僕たちは自分たちにできる『プレゼント』、医者や看護師や保健師をして帰ってくる、そんな順番だったりします。」
そして、ボランティアは「プレゼントの交換会」みたいなものと言います。
5月にNPO法人「地球のステージ」の総会が静岡で開かれます。私も会員ですので、参加してなにかできることはないか見つけてこようと思いました。
▲コンサート後、購入したDVDにサインをいただきました