目久尻川の下流、吉岡近くに住む方から「最近、目久尻川にすごく汚いものが流れている」「土曜日の早朝のことが多いみたいだ」と共産党の松本春男市議に訴えがありました。その後、調べてみると、東名高速道と交わる早川の虚空蔵橋わきの放水路から汚泥が流れ出ているときがあることがわかりました。この水路は、早園小学校の下を暗渠として流れ、東名公園近くで二股に分流し、ひとつは東名高速の北側に放流され、もうひとつが虚空蔵橋わきに流れ出ています。その両方で汚泥の流出が確認されています。
市環境保全課とも連絡をとりあい、対策をとるようお願いしたところ、可能性のある企業への点検が2月1日に行われました。点検では、汚泥流出の原因者と特定はできなかったそうですが、「このようなことを行った場合、社会問題になり、社名も公表され、マスコミにも取り上げられる」ことなどを伝え、厳重な管理をお願いされたとのことです。
その後は、2日の土曜日の朝に汚泥の流出がありましたが、その1回だけが確認されただけになりました。(18日にも白濁した汚水が確認されましたが、汚泥との関連は不明です)
私たちも常時監視していられるわけではありませんので、市民のみなさんも、お近くを通られましたら、川面に目を落としていただいて、異常があれば、私か松本市議にご一報をお願いいたします。
ちなみに、目久尻川の水質は、2004年12月の「河川の水生生物」調査によると、「やや汚い」環境に生息する水生生物が多く確認されています。これは、河川の水質は以前より改善されているものの、生物の生息環境としてはまだ問題があることを示唆しています。
・目久尻川の水質の環境基準は、BOD(生物化学的酸素要求量)は、5mg/l以下です。
・県の工場排水の基準は、既設の施設では、60mg/l
・ 〃 新設の施設では、25mg/l
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