綾瀬市内にある「小田急藤沢ゴルフクラブ」内の北側にあり住宅地との緩衝地帯になっている桜の木が、伐採または大きく剪定されてしまうかもしれません。
それは、小田急藤沢ゴルフクラブのクラブハウスに隣接しているテニスコートの大部分が、打ちっぱなしのゴルフ練習場に変更されることになったからです。
ゴルフクラブを運営している小田急スポーツサービスの話(5月7日に私と松本市議で事実確認を行いました)では、
①テニスコートのところを、ゴルフ練習場と駐車場に変える、
②小田急藤沢テニスクラブの会員制度は、今年の3月で廃止したが、今年度(2009年3月まで)はテニスの営業は続ける、
③ゴルフ練習場の設計はこれからなので、工事の着工は今年度は行わない、
④周辺の住民等への周知・説明は、開発等の法令の手続きにそって行いたい、
とのことでした。
この場所は、かなり以前に、ゴルフ練習場があった場所で、ボールの飛び出しなどが多く、近隣住民の反対の声もあり、他の場所に移転していたのです。それがまたもとの場所に戻ってくるというのです。
私たちは、住宅地や農地が近い場所にあり、いろいろな問題点が心配されるので、周辺関係者の方とは、設計図面ができてから話し合うのではなく、業者に設計を委託する前に話し合うことの大切さを伝えましたが、よい回答はありませんでした。
こうした話し合いの中で、住宅地との間の緩衝地帯になっている桜の木については、ゴルフ練習場の横幅をできるだけ広くとりたいという意向があるが、まだどうするかなにも決まっていないことがわかりました。私たちは、周辺地域との緩衝地帯になっているので、伐採はしないよう繰り返し求めました。
また、夜間照明の影響で、農作物に被害が出ることもあるので、関係地権者との話し合いも求めました。