6月19日に行いました一般質問の概要をお伝えいたします。
一つめのテーマは、
道徳を戦前の「修身」のような
教科にさせないために です。
Q 戦前に、国民にお国のために命をすてろ、という教育がなされた認識はあるか。
A 一時期、そのような教育がされたという意見や評価があることは承知している。
Q その教育のおおもとに教育勅語がある。勅語の12の徳目を評価する声があるが、これは「皇運を扶翼」するための徳目で、しかも「夫婦相和シ」などは男尊女卑の教えであり民主主義と相いれない。この勅語をどう扱うのか。
A 本市では教育勅語を児童・生徒への指導のための教材として扱う考えはない。
Q 銃剣道が学習指導要領に位置づけられたが、これは旧日本軍の殺人戦闘術だったもので、日本の伝統武道でもない。これを中学の授業でどう扱うのか。
A 中学の体育の武道において銃剣道を扱うつもりはない。