綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
横軸は四方八方に広がります。
綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

◆原子力空母の横須賀配備は日本滅亡の道

2008年05月25日 | 平和○・憲法○・米軍基地×

(上の図の拡大はこちら)

  今年8月に横須賀基地に配備される予定で日本に向かっていた、アメリカの原子力空母ジョージ・ワシントンが、22日に太平洋上で「深刻な」火災を起こしていたことが報じられました。

  報道によりますと「22日午前8時前、エアコンや冷蔵施設、予備ボイラー室がある船尾の一角で火災が起きた。火はケーブルを伝って数カ所に広がり、一時は船体の一部が高熱を帯びたが、乗組員らによる消火作業で延焼を食い止め、数時間後に鎮火した。艦の原子炉の安全には問題ないとしている。乗組員1人が軽いやけどを負い、水兵23人が軽い熱中症で治療を受けた」となっています。他の報道では2人がやけど、となっているところもあります。

  この事故であきらかになったことは、当たり前のことですが、人の作ったものに「絶対」はない、ということです。今回は幸いに原子炉に直接影響がなかったかもしれませんが(本当のところはわかりませんが・・・)、次が大丈夫という保証にはなりません。

  1度原子炉事故を起こしたら、もう終わりなのです。横須賀基地でチェルノブイリ原発と同様の事故が起きたら、風向きからみて東京湾、東京、千葉は壊滅です。綾瀬市も人の住めない地域(強制退去地域)になってしまうことでしょう。

  横須賀市議会は、5万人を超える多くの市民が求めた「住民投票」の願いを再び葬ってしまいました。目先の利益しか考えられない議員や自分の頭で考えられない議員が多いのが残念です。「米軍が安全だというのだから安全だ」という論理。おしとよしなのか、それとも・・・・。

  それにしても空母の艦載機のうるさいこと。
  昼間の爆音がひどい。横須賀の空母の母港がなくなれば、空も静かになるし、原子力事故の危険もなくなるし。いいことずくめなのですが。

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