昨年秋に、とても貴重な在来大豆を3種類いただきました。
●津久井在来(神奈川)
●小糸在来(千葉)
●肴豆(新潟)
本当は、それぞれの良さがわかるように、
1種類ずつお豆腐を作るつもりでしたが、
昨年秋から超過密スケジュールになり、
年明けには目の病気にまでなって、いまだに右目は視野が欠けています。
そんな状態でしたので、お豆腐を作る時間も元気もなく、
「どうしよう、この大豆・・・。」とずっと気になっていました。
色々な方にアドバイスを求め、今の自分に一番負担にならない方法は、
500g×3種類=1500gの大豆でお味噌を作ることでした。
大豆が全部で1500g、お塩も1500g。
米麹は、市販の乾燥麹を700g使いました。(教科書よりもちょっと多い)
乾燥した状態のものをご覧ください。
色がずいぶん違いますね。
10時間、お水に浸けました。
一番水を吸ったのが、前列左の肴豆(新潟)でした。
何回、お水を追加したことか・・・。
1種類ずつ茹でていきます。
一番、このように泡が出たのは津久井在来(神奈川)でした。
茹でたものをご覧ください。(軟らかくなった順に載せています)
●肴豆(新潟)
●津久井在来(神奈川)
●小糸在来(新潟)
茹でたものを食べ比べしてみました。
以下、私の感想です。
●肴豆(新潟)…一番軟らかく、みずみずしいが、味が淡泊。
●津久井在来(神奈川)…一番ホクホクしていたが、若干えぐみがある。
●小糸在来(千葉)…甘み、ホクホク感も十分。バランスがとれたおいしさ。
ゆで上がった順にフードプロセッサーにかけます。
塩と麹を混ぜたものに加えて、よく混ぜ合わせていきます。
これは、夫と流れ作業で進めていきます。
こちらは、肴豆をすりつぶしたものです。
混ぜたものを丸め、容器に叩きつけるように入れていきます。
3種類とも入れた状態がこちら。
表面に塩を敷き詰め、ペーパータオル、ラップを敷いて、
今は、寝かせてあります。
3か月後が楽しみです。
3種の在来大豆の手作り味噌。
なんて贅沢な!! ヽ(^。^)ノ
貴重な大豆を分けていただき、本当にありがとうございました。