こちらのさつまいもは・・・。
カットしてみると
肉色は、かなり白っぽいです。
これが、加賀野菜の五郎島金時です。
五郎島金時とは石川県金沢市の五郎島・粟ヶ崎地区や内灘砂丘で
主に生産されているさつまいもです。
江戸の元禄時代、砂丘地である五郎島村は不毛の地でした。
そんな時、「薩摩の国に不毛の地でも栽培できる作物がある。」と聞き、
薩摩の国から加賀の国へさつまいもの種芋を持ち帰り、
栽培を始めたのが、五郎島村大庄屋の太郎衛門さんでした。
さつまいもには、ねっとり系と粉質のホクホク系がありますが、
五郎島金時は高系14号の選抜品種なので、
その性質を受け継いでホクホクしています。
まずは、シンプルに天ぷらでいただきました。
一緒に揚げた加賀れんこんとともに、ホクホク!!
こちらは、五郎島金時の焼きマリネ。
このお料理を作るのは、秋が多かったのですが、
もう4月なので春野菜のプチベールと砂糖ざやを合わせました。
こんなふうにおいしくいただけるのも、
太郎衛門さんが、マゲの中に種芋を隠して持ち帰ってくださったおかげですね。
ごちそうさまでした。(*^-^*)