野菜ソムリエ仲間から、
ずっと食べたかったお菓子をいただきました。
それは、四国の「一六タルト」というお菓子です。
「一六タルト」については、こちらをご覧ください。
しかし、今回いただいたのは、スペシャルな一六タルトでございます。(*'▽')
春限定の「桜」ですよ。
かわいいです!!
桜ソースを使って、桜色に仕上げたスポンジ生地に、
伊豆産の大島桜の葉を細かく刻んだものが入った小豆餡。
もう、お口の中が春爛漫です。
このお菓子の始まりは、
久松家初代松山藩主・松平定行公が、ポルトガル人から教わった
南蛮菓子 タルト。
このタルトは、カステラの中にジャムが巻かれたもので、
きっとバターも使われていたことでしょう。
しかし、この一六タルトは食べ飽きないように
油脂類は使わず、卵と砂糖と小麦粉だけで作られています。
そして、巻かれた小豆餡のきめ細やかでなめらかなこと!!
それに、この桜の一六タルトですが、
世の中の春限定 桜シリーズのスイーツのように、
桜の香りが強烈ではないんですよ。
この品の良さが老舗の味なのでしょう。
静岡の桜は開花が遅れたため、まだ咲き始めですが、
私は満開の桜を味わった気分です。
ごちそうさまでした。(*^^*)