”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

最後のセレベスでセレベス餅、そしてご教示ください。

2023-03-28 00:10:30 | 野菜

これが最後のセレベスとなりました。

  

  

このセレベスを掘った時の様子はこちらです。

この時は、セレベスとは思わずに掘っていました。

収量が少なく、茎の色が茶色だったことから、広島のぷ~ちゃんが

「セレベス系のお芋では?」と教えてくださいました。

  

もっと言えば、私はこのセレベスの種芋を誰からもらったのか

全く覚えていなかったのです。(@_@。

夫が「新聞紙に包まれた種芋があったから、植えておいたよ。」

と、言っていましたが、

私の周りでセレベスを作っている人はあまりいないのです。

   

それが、つい最近になって、近所の人からいただいたことが判明。

「『あんた、これ、畑の端っこにでも植えておきな!』って言って、

新聞紙に包んであげたじゃん!!」って言われました。

  

思い起こしてみると、その種芋をいただいたのは、入院の2日前。

絶望のどん底でしたから、その頃のことはよく覚えていないのです。

 

  

そんなセレベスで最後に作ったものは、セレベス餅。

レンジにかけたセレベスをつぶして、牛乳と片栗粉を混ぜました。

じゃがいものいも餅と違って、丸めにくいので、

スプーンでフライパンに落として焼きました。

  

もっちもちのすごい弾力!!

甘辛いタレがよく合います。

   

 

さて、ここからはご存知の方がいらしたら教えてください。

  

実は、私、セレベスってあまり好きな品種ではありませんでした。

ホクホク系の里芋というのがどうも・・・。(T_T)

 

でも、我が家のセレベスは、ホクホク系とねっとり系の良いとこ取りみたいな食感で

とっても食べやすかったのです。

ところが、保存しているうちに「ねっとり」の部分が減ってきて、

セレベスらしい「ホクホク」が強くなってきました。

  

セレベスは保存中に食感が変わるのか?

…と思って調べてみましたが、そのような記述は見つかりませんでした。

  

ここからは私の推測なのですが、

里芋の「ねっとり」を作り出す成分はガラクタンという水溶性食物繊維です。

私は、セレベスを段ボールに入れて、気温の低い玄関に保管していました。

寒さと乾燥によって、水分が減少。

それに伴って、水溶性食物繊維  ガラクタンが減少したことにより、

「ねっとり」が弱まり、「ホクホク」が強くなっていったのではないか?

  

このように考えているのですが、どう思われますか?

どなたか、おわかりになる方がいらしたら、ご教示くださいませ。

 


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