”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

機能性表示って・・・。

2017-11-22 12:05:30 | 果物

2015年の4月に始まった機能性表示食品制度。

生鮮食料品でも表示することができ、その第一号に認定されたのが

JAみっかびの三ケ日みかんでした。

それについては、こちらをご覧ください。

   

去年までは、この過去の記事に載せた写真のように、

箱と袋にβ‐クリプトキサンチンが骨の健康に関与することが表示されていました。

 

今年も三ケ日みかんが店頭に並ぶ季節がやってきました。

ところが、今年の袋には機能性の表示がないのです。

   

  

これはどういうこと?

ずっと、疑問のままにしておくのも良くないので、

思い切ってJAみっかびさんにお尋ねしました。

 

すぐにご回答いただけました。

表示入りの包材は、5kgと10kgの早生みかんの箱と

スタンディングパックのみだそうです。

【スタンディングパックの写真 お借りしました】

  

 

私が、行くスーパーでは、普通のビニール袋に入れて売られていますから、

この表示を見ることはなかったのでしょう。

・・・と納得して、再びスーパーに行くと、

三ケ日みかんのLサイズが、スタンディングパックではない、

表示入りの普通のビニール袋で売られていました。

去年の残りの包材を使っているのでしょうか?

 

JAみっかびさんのお話によると、

小売店が、小分けして販売する場合は、スタンディングバックを利用しているとのこと。

その場合は、市場が表示入りの包材をご購入し、店舗に供給します。

こちらの包材を使うかどうかの判断は、店舗に任されています。

 

そう、すべての店舗で売られている三ケ日みかんに

機能性表示がされているわけではないのです。

例えば、店舗のスタッフがお客様に

機能性表示食品の説明をきちんとできないような場合は、

表示のない包材を使うということもあるわけです。

 

表示があってもなくても、

また三ケ日ではない清水や沼津のみかんでも、愛媛や和歌山のみかんでも、

β‐クリプトチキサンチンが含まれていることには変わりありません。

 

みかん全体の消費が伸びることを願っています。

JAみっかび様、ありがとうございました。

 


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