”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

麦秋

2020-06-05 12:57:58 | ブログ

フォローさせていただいているブロガーさんが、

「麦秋」というタイトルで美しい麦畑の写真を載せていらっしゃいました。

  

その記事を見た後に、こんな写真を載せるのは気が引けますが、

今、麦の穂が色付き、収穫の時期を迎えています。

  

  

この隣りでは、収穫が始まっていました。

  

  

以前、一緒に活動をしている女性から

「天気予報が急に変わって、明日が雨の予報になったので

 今から急遽、小麦の収穫をすることになりました。

 会議を欠席します。」

と、言われたことがありました。

  

今から収穫って?

もう夕方の6時過ぎているのに・・・。

私は、その時は状況がよく理解できなかった。

  

しかし、一緒にいた農林事務所の職員は

「仕方ないよね。大変だなぁ。」とドタキャンを認めていました。

  

今なら、私も理解できるようになりましたよ。

 

小麦が日本に伝わったのは、4~5世紀頃(古墳時代)。

しかし、乾燥地を好む小麦の栽培は、

じめじめした気候の日本ではなかなか広まらず、

また、小麦の収穫時期が梅雨と重なることからも敬遠されていました。

  

大昔からなかなか定着しなかった小麦の栽培が、

転作も一因ではあるけれど、ここまで広まりました。

雨が降る前に収穫しなければ!!と考えるのは当然のことですね。

 

ここで採れる小麦は中力粉になります。

うどんに使われることが多い中力粉ですが、

私が中力粉を一番よく使うのは、このアップルケーキです。

ふんわりともっちりの中間くらいの食感です。

このケーキは、昔、社宅となっていたアパートに住んでいた頃、

お友達のしじみさんに教えてもらいました。(^_-)-☆

 


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