ロシア料理は学生時代からよく食べていましたが、
生のビーツを初めて食べたのは2013年。
ゴルゴという、うずまきビーツで、
サラダで食べるように勧められましたが・・・。
苦い!! 渋い!! 土臭い!!
それ以降、どんなビーツでも必ず皮付きのまま茹でる
という下処理をしてから、お料理に使っていました。
(これが、またビーツによって茹で時間に差がある…)
だから、私の作るボルシチは、いつも薄ぼんやりした淡い色で、
何か変だなぁと思っていました。
ところが、先日、ウクライナ人の女の人がNHKの「あさイチ」で、
生のビーツをおろし金ですりおろして、ボルシチに使っていました。
もう目から鱗!!
その感動をモスクワ生活が長かったお友達に伝えると、
「ロシア人の台所にはビーツ用の巨大なおろし金があるんですよ。」
と教えてくれました。
そして、その後、ロシア料理の本まで送ってくれました。
掛川産のビーツも、石井ファームさんの寒玉キャベツも揃ったし、
また寒波までやってきたことだし、
これは絶好のボルシチ日和ですね。(*^-^*)
ロシア料理の本と、あさイチの知識と、
お友達のLINEの写真を見ながら作りました。
【ビーツは、パパイヤしりしりー器でおろしました】
【ビーツ、にんじん、キャベツ、じゃがいも】
【ビーツとにんじんを炒めてからトマトを加えました。】
【肉とじゃがいもを煮たスープに野菜類を投入】
ぐつぐつ
どうですか?
鮮やかな色になったでしょう? ヽ(^o^)丿
今日は、私たち「西ヶ原4丁目組」のNが旅立って1年になります。
モスクワ生活が長かったNにとって、ボルシチは「第二のおふくろの味」。
ロシア料理の本を送ってくださった「お友達」というのは、Nの奥様です。
昨年の今日も寒い一日でした。
「絶対にパパがモスクワから雪をつれてきている。」
Nのお嬢さんは、そんな風に言っています。