”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

3月4日のボルシチ

2025-03-04 19:53:59 | ブログ

ロシア料理は学生時代からよく食べていましたが、

生のビーツを初めて食べたのは2013年。

ゴルゴという、うずまきビーツで、

サラダで食べるように勧められましたが・・・。

苦い!! 渋い!! 土臭い!! 

  

それ以降、どんなビーツでも必ず皮付きのまま茹でる

という下処理をしてから、お料理に使っていました。

(これが、またビーツによって茹で時間に差がある…)

  

 

だから、私の作るボルシチは、いつも薄ぼんやりした淡い色で、

何か変だなぁと思っていました。

 

ところが、先日、ウクライナ人の女の人がNHKの「あさイチ」で、

生のビーツをおろし金ですりおろして、ボルシチに使っていました。

もう目から鱗!!

  

 

その感動をモスクワ生活が長かったお友達に伝えると、

「ロシア人の台所にはビーツ用の巨大なおろし金があるんですよ。」

と教えてくれました。

  

そして、その後、ロシア料理の本まで送ってくれました。

  

  

   

掛川産のビーツも、石井ファームさんの寒玉キャベツも揃ったし、

また寒波までやってきたことだし、

これは絶好のボルシチ日和ですね。(*^-^*)

  

  

ロシア料理の本と、あさイチの知識と、

お友達のLINEの写真を見ながら作りました。

    

  【ビーツは、パパイヤしりしりー器でおろしました】

  

   

    【ビーツ、にんじん、キャベツ、じゃがいも】

  

   

 【ビーツとにんじんを炒めてからトマトを加えました。】

  

   

   【肉とじゃがいもを煮たスープに野菜類を投入】

  

  

ぐつぐつ

  

   

   

どうですか?

鮮やかな色になったでしょう? ヽ(^o^)丿

  

 

今日は、私たち「西ヶ原4丁目組」のNが旅立って1年になります。

モスクワ生活が長かったNにとって、ボルシチは「第二のおふくろの味」。

ロシア料理の本を送ってくださった「お友達」というのは、Nの奥様です。

昨年の今日も寒い一日でした。

「絶対にパパがモスクワから雪をつれてきている。」

Nのお嬢さんは、そんな風に言っています。

 

 


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