昨日、ご近所さんから電話がありました。
「里芋掘ったから、取りにおいで~!!」
そして、いただいたものは、
下から、里芋、ヤーコン、さつまいも(紅はるか)
しかし、問題なのは紅はるか。
こんなに大きく、赤ちゃんの頭くらいあります。
しかも、ボコボコしていて、溝があり、かぼちゃのような風情・・・。
ご近所さんは「こんなさつまいもができたのは初めて!」とおっしゃいます。
味は申し分なく、甘くおいしいのですが…。
「ねぇ、どうしてこうなったのか原因を調べて!!」と頼まれました。
思い返してみると、
昔、このような大きな形のさつまいもをもらって、食べたことがありました。
その時のお芋は、甘みもなく、粉っぽく、本当にまずかった。
肥料の入れ過ぎが原因で、お芋が肥大化してしまったと聞きました。
しかし、今回は肥料は極わずか。
しかも、不耕起栽培だとおっしゃいます。
さっそく、お野菜の先生にご意見を求めました。
今年のさつまいもの肥大化の原因をまとめてみました。
原因は、夏の暑さと少雨
暑さと雨が少なかったことで、芋が正常に育っていかなかった。
また、不耕起栽培の場合、土の水分にムラができ、
芋の肥大が偏ってしまったと推測される。
濡れ縁に並べた3種類の紅はるかをご覧ください。
一番左 我が家の紅はるか(垂直栽培)
真ん中 お野菜の先生の紅はるか
一番右 ご近所さんの紅はるか(不耕起栽培)
先生のお芋がきれいに正常に育っているのに比べると、
右側のお芋はずいぶん大きさと形にムラがあります。
先生はどんな工夫をされたのか伺ってみると、
マルチを敷くことで、土中の水分量を調整したのだそうです。
では、我が家のお芋は、暑さと少雨の中、どうして肥大化を免れたのか?
うちの畑は、元茶畑だったところをお借りしています。
粘度質で水はけが悪いのです。
この水はけの悪さが、雨の少ない夏には幸いしたのかもしれません。
農作業って、経験の積み重ねなのですね。
今回も学ばせていただきました。
ありがとうございました。
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