糖類0、砂糖0、無糖などと表示された飲料が増えています。
ゼロなのに甘味はしっかりついていたり・・・
どうも混乱してしまう表示です。
ここできちんと整理して、すっきりしましょう。
まず、ゼロの意味ですが、完全にゼロという意味ではありません。
飲料の場合は、100mlあたり0.5g以下をゼロと表示できます。
で、ここで糖類と糖質の説明をします。
ぶどう糖、果糖
砂糖、乳糖、麦芽糖
オリゴ糖、でんぷん
キシリトール、マルチトール
スクラロース、アセスルファムK
赤い文字が糖類、赤い文字と青い文字を合わせたものが糖質です。
つまり、糖類は糖質に含まれるというわけです。
では、飲料のゼロ表示に戻ってみましょう。
●糖類0と無糖は同じ意味です。
赤い文字の部分が0ということであって、
青い文字の部分に関しては触れていません。
糖類0でも甘いのは、青い文字の部分が入っているからですね。
●砂糖0というのは、赤い文字の太字の部分が0ということ。
ですから、果糖が使ってあっても、
砂糖0と表示することはできるわけです。
いろいろな缶コーヒーを調べてみましたが、
無糖BLACKと表示されたものには、甘味成分は入っていませんでした。
どうですか?
糖類0、砂糖0、無糖についてはすっきりしましたか?
ちなみに、カロリーゼロというのは、
飲料100mlあたり5kcal未満であれば、ゼロと表示できます。
ゼロだからといって、甘くみたらいかんぜよ・・・でした!
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