2013年の10月に、よく行くスーパーのお総菜売り場が
リニューアルされました。
その時、撮った写真です。
このお惣菜バイキングのような量り売りの方式は、
大皿に盛られたお料理がとても華やかに見えて、
パック詰めのお惣菜よりも何倍もおいしそうに見えました。
でも、私は一度もこのシステムを利用したことはありませんでした。
理由は、「中食なんて利用しないわ!!」
などというものではなく、
後ろに誰かに待たれてまで、
はかりを操作して買い物をしたくなかったから・・・。
単なる機械オンチだったから・・・という理由です。
でも、このお総菜売り場は、先週あたりからこのようになっています。
「量り売り」の看板は付けたまま、
電子はかりの電源は切られた状態で、
パック詰めのお惣菜が並ぶようになりました。
理由は、埼玉・群馬両県の系列惣菜店のお惣菜を食べた人が
O157に感染した集団食中毒事件で、
3歳の女の子が亡くなるという事態になったためでしょう。
原因は特定されていないものの、
お惣菜バイキングコーナーに置いてあるトングの使い回しにより、
店内で、別のお惣菜やお客さんから菌が付着したのではないか
という可能性が指摘されました。
それを受けて、現在はお惣菜バイキングというスタイルを
止めているのだと思われます。
このお惣菜バイキングを利用していた方は、
私が見ていた限りでは、高齢のご夫婦が多かったように思います。
夫婦二人になって、食事の量も減ってしまった時、
このスタイルで、好きなものを少しづつ買えるシステムは便利だったのだと思います。
それを反映しているのか、今ここで売られているパック詰め総菜も
少量のものが多く見受けられます。
出来上がったお惣菜を「大皿に並べて売る」ことに比べると、
「パック詰めして売る」ことは手間も時間もかかります。
「大皿に並べたものをガラスケースに入れて、店員さんが販売する。」
というデパ地下方式になるのか?
お惣菜の販売方式は、これからどうなっていくのでしょう?