海の魚と空飛ぶ鳥

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「今でこそ『右脳革命論』などと言って、
想像力の中枢として右脳が脚光を浴びているが、
神経心理学者のロジャー・スペリーが明らかに
するまでに『言語中枢の左脳が優位で、右脳は
劣位である』という理論が百年近くも大手を
ふっていたのだ。

自らの研究によってスペリーは西欧文化に
対する反省を持った。
『我々の教育制度には、言語によらない知の
形態をないがしろにする傾向がある。
近代社会は右脳を差別待遇していたのである。』

産業革命以来、西欧は左脳を酷使して科学技術
文明を発達させてきた。
だが、そのためにトータルな自然観や神秘や
インスピレーションといった本能的なダイナミズムを
抑圧してきたのだった。
文明病の精神障害や環境破壊などの社会現象も、その
理性万能の左脳の偏重がもたらしたものであると
スペリーは言う。」
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
現在は一部の「自己啓発」と呼ばれる分野や、子供の
育成の分野において「右脳開発」が重視されている事を
度々ネット上で見かけます。
しかし現在の日本の通俗的な「右脳ブーム」に乗じて
右脳開発トレーニングなどという名目で非常に多額の
費用の支払いを請求する企業などもあり、注意を要します
様です。

http://style.beauty.yahoo.co.jp/fortune/artlogy/index.html
こちらは選択するものによって自分の脳の傾向を知る事が
出来るいうテストです。
ちなみにわたくしの場合は「芸術系」でした。