こちらのクリスマスカードは、日本の年賀状に
相当するものである様に感じています。
その中で様々な挨拶やこの年の出来事などを
報告し合うのですが、嬉しいニュースもあり、
その反対もあります。
一つのカードの中で、今年の五月に以前御世話に
なった人の亡くなった知らせを受け取りました。
以前から重い心臓病を抱えていた人で、また
高齢でもありました。
彼は一つの保険会社を設立した人で、退職後は
所有するいくつかの家を貸家にして管理をして
いましたが、丁度わたくし達がこちらに来て、
とりあえず部屋を借りねばならない状況にあって、
彼の御世話になりました。
詳しくは聞きませんでしたが、第二次大戦か
朝鮮戦争で憶えたらしく、わたくしと別れる
際はかならず日本語で「サヨナラ」と言ってくれました。
他の日本語は何度伝えても忘れてしまいましたのですが、
この「サヨナラ」だけは完璧な発音でいつも
言ってくれました。
その家を出た後も、彼の娘が引き継いだその会社に
御世話になっていたわけですが、今も彼の「サヨナラ」の
言葉が耳に残っています。
「残念に思って むなしく自分の時を過ごす事のないように、
また自分自身を哀れに思って 他の人々を不愉快にさせない
ように お守り下さい。」
(はじめての祈り/ウィリアム・バークレー)
相当するものである様に感じています。
その中で様々な挨拶やこの年の出来事などを
報告し合うのですが、嬉しいニュースもあり、
その反対もあります。
一つのカードの中で、今年の五月に以前御世話に
なった人の亡くなった知らせを受け取りました。
以前から重い心臓病を抱えていた人で、また
高齢でもありました。
彼は一つの保険会社を設立した人で、退職後は
所有するいくつかの家を貸家にして管理をして
いましたが、丁度わたくし達がこちらに来て、
とりあえず部屋を借りねばならない状況にあって、
彼の御世話になりました。
詳しくは聞きませんでしたが、第二次大戦か
朝鮮戦争で憶えたらしく、わたくしと別れる
際はかならず日本語で「サヨナラ」と言ってくれました。
他の日本語は何度伝えても忘れてしまいましたのですが、
この「サヨナラ」だけは完璧な発音でいつも
言ってくれました。
その家を出た後も、彼の娘が引き継いだその会社に
御世話になっていたわけですが、今も彼の「サヨナラ」の
言葉が耳に残っています。
「残念に思って むなしく自分の時を過ごす事のないように、
また自分自身を哀れに思って 他の人々を不愉快にさせない
ように お守り下さい。」
(はじめての祈り/ウィリアム・バークレー)