宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

病院の裏門

2007年04月25日 | Weblog
台湾の仏教修行者が、仏教の極楽浄土に
「入関病院」があるという事を記述して
いました。

その「病院」では地獄での刑期を終えた者達が
変わり果てた身体の治療を受けるために訪れ、
そこには看護師の姿や医療器具もなく、医者が
自身の手や口などを使って患者の身体を治療する
と説明されています。

そこで働いている医者達は、生前多数の患者を
薬品実験のために犠牲にしたり、不注意な治療
で患者の命を奪ったりした者達で、生前の罪を
償うために、そうした厳しい仕事に当てられて
いるという事でした。

更に次の事も書かれていました。
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また人類の大量殺戮を目的とした細菌兵器の開発に
参加した医者が、未だ地獄で二重、三重の重い鉄の
足枷と鎖につながられて、火山口の清掃係を五百年間
言い渡されている事も話して下さった。

職務を利用して悪事を働いた看護師の処罰は、地獄で
一般の人と同じように扱っている、と。
だからここには看護師がいなかったのである。

また在世で職業道徳に違反した悪事を働かなかった
医者は、人命救助の功績で冥土で丁重に扱われる
との事だ。
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日本での事ですが、知人の医師のレポートを見て、
大病院でも患者の手術が半ば実験、研究がてら行わ
れているのを見、改めて手術を可能な限り避けたいと
思うようになりました。
医学の発展はそうした実験や犠牲の上に成立している
一面もあるわけですが、それによる死亡者の実例を
見ると、やはり穏やかではいられませんでした。

また投薬による危険性として、最近日本では
タミフル服用後の異常行動について」取り上げられて
いますが、危険性が指摘されるべきなのはタミフルだけ
ではなく、わたくし個人はあの「米バージニア工科大
銃乱射事件」の乱射犯、チョ・スンヒ容疑者の異常行動は
うつ病治療薬が大きく関わっていたのでは、と感じています。
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精神科医の犯罪を問う

米国で起きた事件で、犯人が何らかの精神科の治療を
受けていたものは以下の通りです。
(実際にはもっとありますが、主な事件だけを挙げました)

1998年5月、オレゴン州スプリングフィールドで、
15歳のKip Kinkelが、両親を殺害した後に自分の学校に
行って銃を乱射し、2人を殺害して22人に傷を負わせた。
彼は抗うつ剤プロザックを服用していた。

1999年4月、コロラド州コロンバイン高校で、18歳の
Eric Harrisと17歳のDylan Kleboldが銃を乱射し、
12人の生徒と1人の教師を殺害し、23人に怪我を負わせ、
その後自殺した。
Ericは抗うつ剤ルボックスを服用していて、体内から
その成分が検出された。
Dylanの情報は公開されていない。

2005年3月、ミネソタ州レッドレイク高校で、16歳の
ジェフ・ワイズが銃を乱射し、学生や教師、警備員を
殺害した後、自殺した。
祖父母を含めて合計9人を殺害した。
彼は抗うつ剤プロザックを服用していた。
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そして今回の乱射犯も「うつ病の投薬治療を受けていたと
思われる」と報道され、その副作用と思われる共通性を
感じました。

現在は「抗うつ薬の功罪―SSRI論争と訴訟」という本も
出版され、精神薬理業界の実態の深部、抗うつ薬の年間
数兆円の売り上げ、副作用のリスクの黙殺などに関します
告発を読む事が出来るようになりましたが、これらに
対する認識はまだまだ社会的に充分得られていない
ように感じます。

同じく「精神科医の犯罪を問う」のブログの方で、
共感出来る言葉がありました。

「今最も必要なのは、真相を明らかにする事です。
全て"心の闇"で片付けられると、市民の不安は益々
増大するばかりです。
精神科の治療の影響を評価する事が真相究明の鍵と
なるでしょう。
本当に事件の責任がある人が責任を問われないで、
多くの善良な障害者達が不当に差別されるのは理不尽です。」
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