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画像の方は、80年代末の少女雑誌「マイバースデイ」系の
雑誌からです。
当時は毎年1月頃にバレンタインデー・ラブアタック成功の
ための特集号が決まったように出されていて、そうした本では
チョコレートの作り方やラッピング指南のような基本的な
情報から、おまじないや体験談が満載でした。
特に「バレンタインデーのためのおまじない」になると、
チョコレートを上手に作れるおまじない、作った後のチョコレートに
かけるおまじない、ラッピングが上手に出来るおまじない、
ラッピングにかけるおまじない、バレンタインデーに風邪を
ひかないおまじない、カレに渡す時にあがらないおまじない、
上手く渡せるための…告白が上手くいく…良い返事がもらえる…と大変な
レーパートリーがあり、更に当日が日曜日に当たっていたりすると、
「カレの家にいって上手く渡せるための~」というものまで登場し、
全てかけようとすれば、幾つおまじないをすればよいのか
判らないほどでした。
以下、バレンタインデーに限定されたものではありませんが、当時
同誌のシリーズで紹介されていた恋愛のおまじないです。
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●究極のライバル撃退呪文
折角彼といいムードだったのに、何とお邪魔虫が彼に急接近!
何とかして、彼女を遠ざける事はできないかしら。
こんな時は、慌てず、騒がず、次の呪文をどうぞ。
ライバルが彼に近づいたら、
「ハディード・ヤ・マシュームー」
という呪文を3回唱えましょう。
やがて彼女は去って行くはず。
この時、彼女に新しいボーイフレンドが出来るよう、祈ってあげてね。
ただし、この呪文は最後の手段ですから、一年に1度しか使えません。
●彼から告白されるファティナの呪文
りんごジュースの中に、アーモンドの粉をチョッピリ入れて静かに
かき回しながら、
「ファティナ・ベルル・クロッシェ」
と唱えてね。
彼と会う時にこれを飲んでから家を出れば、アツイ告白が聞けそうよ。
●シナモンの香りのテレパシー
伝説の魔女達は、薬草で惚れ薬を作って人間に売ったと云いますが、
現実には惚れ薬を手に入れるのは無理みたい。
でもただ一つだけ、簡単に手に入る恋の薬があります。
それはシナモン。
「離れていても、彼と心が通じるように」と願うあなたは、シナモンの
香りをかぎながら、「私の事を思い出して」とテレパシーを送ってみてね。
遠くにいても、彼はあなたを忘れないはずよ。
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