宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「ノーシス:冥府下り」

2009年02月05日 | Weblog

(画像はクリックされましたら拡大します。)

ノーシスの続きです。

ダンテの有名な「神曲」について、ローマカトリック教などでは
信者が個人的に「神学的知識」として受け入れている場合が
ありますが、公式には一文学であり、真実ではないとされて
います。

しかしノーシスにおいては、「神曲」はダンテの幽体離脱によって
霊的師であるヴィルジリオに従って、地獄の階層を巡って
見た様子を書き残したものとしています。

ノーシスの教えにおいて、地獄は9段階に分かれ、下層に
いく毎に次元の法則が加わり、絶え間ない痛みと重圧に満ちた
ものとなっていくとされます。

人間はある程度の輪廻転生のチャンスを与えられ、その間に
その転生サイクルから抜け出す人、一時的に高次元の一定の
所で休息や学習を与えられて再び人間に転生する人、また転生の
チャンスを使い果たして地獄で洗浄されるなど、幾つかの
パターンに分かれるそうですが、転生のチャンスを使い果たして
地獄に落ちた人は、その後は二度と人間の肉体は与えられず、
地獄における洗浄の過程を終えた後は、「原子」となって
動物や植物や鉱物などに入ったりして存在し続けると教えられます。

そして生前に培ってきた心理的悪徳・罪過などによって
それぞれ異なった階層の地獄に入るわけですが、単に悪事を働か
なかったという消極的な生き方でも地獄の第一段階に入って
しまうという厳しいもので、輪廻のサイクルより脱出するには、
生涯に渡る徹底的な人類への献身と、自身の心理や霊的なものに
対する働きかけが絶対不可欠であるとされます。

以下、ミゲルさんの解説からです。

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【「神曲」はダンテのアストラル界旅行記】

地獄について書かれた本に、ダンテの「神曲」がある。
この本に書かれている事は、全て本当の事だ。
ダンテはアストラル・トリップ(幽体離脱)が出来た素晴らしい芸術家だからだ。

「神曲」の中の地獄篇は、ダンテが地獄に行き、彼が師と仰ぐヴィルジリオ
という高次の霊の案内によって、地獄の各段階を見て歩くものだ。


彼は地獄の門に行き着く。
ここから地獄へ入るには川を渡らねばならない。
門を入った所には地獄の玄関があり、その周辺では群集が旗の後を
追いかけて回っている。苦しそうである。

夥しい数のその群集は、天国にも地獄にも受け入れられないで苦しんで
いる。
彼らは人生を傍観者として過ごした人々だ。
言わば、生きていなかった人々である。
ダンテの知り合いもそこにいる。

川の所まで来ると渡し守がいて、ダンテ達を渡す事は出来ないと拒む。
まだここに来るべきではないからだ。
しかしヴィルジリオの一喝にあって、渡し守は沈黙する。
ヴィルジリオは高次の存在だからである。
そしてダンテ達を船に乗せ、向こう岸へ渡してくれる。


ここで注目して欲しいのは、地獄には高次の存在は入れるけれども、
天国には悪魔は入れないという事だ。
そして悪魔達は高次の霊の命令にはそむけない。

だからもしあなたが、地獄に落ちるような事があった場合は、高次の
存在に助けを求める事が出来る。
魂さえ悪魔に売り渡していなければ……だが。


ダンテはそれから、地獄の各段階を巡り歩く。
そして既に死んでしまった友人や知人に出会い、彼らの生き方と落ちた地獄の
段階について考察する。
その人の生前の行いによって、地獄の何段目にいるかが決まっている。

(後略)

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第一段階から第九段階までについては、また他日に書かせて頂きたく
思います。



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★チャクラ開発のために

このマントラ、「カーオームー(KAOM)」は、性エネルギー昇華の後に
行うと効果的である。

①太陽に向かって立つ。

②(画像のように)左手を上に挙げ、手のひらは内側に向ける。

③太陽エネルギーを吸収するつもりで息を吸い込み、
マントラ「カーオームー(KAOM)」を唱える。
(KAAAAAOOOOOOOOMMMMMMM)

④再び息を吸い込み、奇数回だけマントラを繰り返す。

………




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「Kimi ga Yo - Pipe Organ - Japanese National Anthem」
http://www.youtube.com/watch?v=4pEAnH-VlAI&feature=related

パイプオルガンによる「君が代」の演奏です。

昨年でしたか、学校の卒業式の国歌斉唱の際に生徒らが一斉着席し、
教員の事前指示によるものではないか、というニュースがありましたが、
転校を繰り返したわたくしの体験では、北海道の学校では校歌斉唱は
必ずあっても、国歌斉唱の機会そのものが一度もありませんでした。
そのため、NHKの放送休止前映像などのテレビ放送を見る事によって、
初めて旋律の全体を憶える事が出来ました。

そこで調べてみた所、北海道は恥ずかしいほど学校における
国歌斉唱実施率が低いようです。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/11/09/990906e.htm
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