宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「風の精を呼ぶ」

2009年02月01日 | Weblog

(画像はクリックされましたら拡大します。)


風の精は世界的に、シルフィードやジュルフェの名前で
呼ばれ、また共通的に風と音が鳴るものを使って、
風の精に自分の願いを聞き入れてもらう方法が、やり方の
細部に違いは見られるながらも、伝えられています。

「妖精バイブル」の中では、「風鈴(ウィンドチャイム)」を使う方法が
紹介されていましたが、日本の中では鈴でも良いとされていました。
容易ながらも遊び半分で行わない方がよいようですが、
風の精に願いを聞き入れてもらう、という共通的な認識を
興味深く思います。

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【シルフィドの鈴】

(用意するもの)

・鈴(塗料で色をつけてないもの:銀色がベスト)

・細めのリボン


(やり方)

※準備は前日の夜から行います。
使用するリボンを決めたら、髪の毛に結び付けて眠って下さい。
ショートカットの人は、ヘアバンドのように髪に密着させて下さい。

①翌朝、明け方の静かな時間帯に窓を開けます。
風の強い日である必要はありませんが、少しそよ風が吹くぐらいの
日がいいでしょう。


②鈴にリボンを結びつけ、窓枠につるします。
この時、「シルフィド・シルフィド・シルフィド」と小さな声で呼びかけ
ましょう。
決して大きな声を出したり、激しく鈴を振ったりはしないで下さい。


③シルフィドの精がやって来ると、静かに風が吹き、鈴が鳴りはじめます。
「おはようございます、シルフィド」と挨拶してから、願い事を頼みましょう。


④鈴がもう一度鳴ったら、シルフィドが願いを聞いてくれたしるしです。
「ありがとう、シルフィド」とお礼を言って下さい。


⑤窓枠からリボンを外して、鈴と一緒に大事に保管して下さい。
再度シルフィドにお願いをする時は同じ鈴を使用しても構いません。
ただしリボンは新しいものを使用して下さい。


※シルフィドは騒音や大声をとても嫌います。
窓の外がうるさい時間帯に行っても、何の効果もありません。
また、鈴が鳴らないからといって、乱暴に鈴を振ったり、手を触れたり
しないで下さい。

シルフィドはハープの守護神でもあり、音を奏でる鈴に触れる事は、
侮辱になります。
失礼な事をすると、鈴が鳴り止まなくなる可能性も…。

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