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ノーシスの続きです。
画像の方は、日本のノーシスの関西のグループが出された
機関誌「オルス」の92年の最終号です。
「オルス」はこの4号まで出され、この号は特に性エネルギー昇華に
関する特集が組まれています。
以下、この機関誌の性エネルギー昇華に関する説明の一部です。
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【魂の力を強めよう】
性エネルギー昇華は、性腺のエネルギーを背骨を通して脳に、
更にハートに昇華するという方法で行います。
こうして性と脳とハートが結ばれるのです。
ハートに至った性エネルギーは、非常に洗練されたエネルギーに
変換されており、それは魂の力、魂の永遠のエネルギーになります。
このエネルギーによってのみ、心理に巣食う数多くのエゴを根絶する
事が出来るのです。
そして全ての超常感覚機能(超視覚、直観力など)の開発が可能に
なります。
これは性エネルギー昇華の過程で、内分泌腺と直接つながって
いるチャクラ(霊の磁気中枢)にエネルギーが行き渡る事になります。
また性エネルギーがフィードバックされる事で心臓のポンプ力が増し、
脳細胞の血液循環が促進され、思考力が増し、体内の神経経路に
栄養を与える事も出来ます。
我々は、知らず知らずの間に性エネルギーを昇華している事が
あります。
例えば、緑の多い場所での散歩、ハイキング、素晴らしい景色を
目の前にして深呼吸する事などは、性エネルギーを昇華させる
効果があります。
適度のスポーツや絵画、彫刻、洗練されたクラシック音楽の鑑賞、
また他人を助ける人道的行為もその効果があります。
しかし性エネルギーの根本変換の為には、プラクティスによる
性エネルギー昇華が必要です。
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以下、ミゲルさんによって伝えられた、プラクティス実践の際の注意です。
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(性エネルギー昇華の)テクニックは、一度に3つまで行う事が出来る。
ただし各テクニックは続けて行わず、間に必ず5分間の休憩を入れる。
性エネルギーを洗練し昇華させる為には、生野菜を多く食べ、豚肉は
極力食べないようにする。
豚肉は性ホルモンに害を与えるからである。
また美しいクラシック音楽は内分泌腺を調和させるので、エクササイズを
実践している時にBGMとして流しておくとよい。
◆
もし心理を浄化してエネルギーを方向付けるのでなければ、エネルギーは
勝手に自分の道を見つけて進んでしまうのだ。
その危険性は大きいし、そかもその道とは殆どの場合、私達の欠点に
直結している。
そうなると、自分の欠点を更に増長させてしまう事になるのである。
折角のエネルギーが無駄に使われるどころか、悪い事に使われるわけだ。
ここが性エネルギーの怖い所である。
心理的な自己観察なしでは、性エネルギー昇華は失敗する危険がある事を、
くれぐれも忘れないで頂きたいと思う。
自己観察というのは、自分の心理の動きを常に見張っていて、欠点が出て
きたら、それをなくすように努力するという事だ。
◆
私達の心理の中から、妬み、嫉妬、自惚れ、動物的性欲、憎悪、虚栄
などを追い出すようにする。
そうした自分の内なる敵と戦うべく、勇気を持って立ち上がろう。
そのような陰性な考えが浮かんだら、マインドの中に居座る前に、すぐに
追い出してしまう事である。
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