画像は、80年代の学研ムー誌の記事です。
昔は西洋魔術の講義や技法を、多様な挿絵と簡潔に説明したこうしたダイジェストの
記事や本が多かったので、西洋魔術の概要やイメージがつかみやすく、
技術などに関しても、こうした判り易く解説されたものから専門書に入っていく事も
出来たのですが、現在は、西洋魔術に関心を持って調べ始めようとした場合、
古書や団体を当たらない限りは、いきなり専門書に入っていかなければならないので、
そういった点では80年代の方が恵まれていたのではないかと感じます。
この記事では、西洋魔術技法の最も基盤となる、象徴と想像力と振動についての
簡潔な解説から始まり、四拍呼吸法、リラックス法から、いわゆる「五芒星追儺式」と、
二種の防御のサイン、光体創造、中央の柱、アストラル像の形成による惑星の天使の
召喚、魔術名の植え付けの儀式までが紹介されています。
今回は、こちらから四拍呼吸法を抄掲させて頂きます。
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これからあなたが修得する技術は、「光の魔術」の第一歩である。
生命の樹が小宇宙、すなわち私達個々の人間そのものを象徴することは既に述べた。
私達はその図に、エデンの追放、すなわち、「天性」から「肉体界」への転落を見ることが
できる。
魔術の作業は、追放された私達が、再びエデンに戻るための、魂の旅である。
生命の樹で私達が認識しているのは、「マルクト（地上的王国）」だけである。
なぜなら、これは私達の肉体の象徴であるからだ。
魔術の実践が進むに連れて、私達の認識範囲は広がるが、出発点はまずそこに
置かなければならない。
一般に隠秘学では、肉体とほぼ重なるエーテル体ダブル、それよりも上位にあって
共存するアストラル体、その上のメンタル体、そしてスピリチュアル体についての研究が
行われ、存在が知られている。
「マルクト」には、そうしたものの「反影」も含まれているのだ。
それゆえ魔術訓練は、まずそこから始めるのが、最も合理的なのである。
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【四大エネルギーを呼吸する四拍呼吸法】
まず最初に、四拍呼吸法を紹介しよう。
練習法は次のように極めてシンプルだが、自分で納得するまで繰り返し練習して欲しい。
単なる呼吸法として捉えるのではなく、その奥には後で説明するような、重要な意味が
込められている事を、練習の前に強調しておきたい。
いずれにしろ、この練習が魔術師への第一歩である。
★練習法
①まず息を吐いて、肺を空にする。
②そのまま息を止めた状態で、心の中で四拍数える。
③次に、四拍を数えながら息を吸う。
肺一杯に、喉まで空気が満ちるように。
④そのまま息を止めて、四拍数える。
⑤最後に、四拍数えながら息を吐く。
同じ事を繰り返す。
ただし、喉を閉じて息を止める事は避ける。
喉に不必要な緊張を与え、健康によくないからだ。
なぜ四拍でなければならないかについて、少し説明しよう。
万物の根底にあり、その物体に生命を与えている根源的な生命力を、魔術では伝統的に
「四大のエネルギー」と呼ぶ。
四大とは、地水火風という、四大要素の総称である。
それらの根源的生命力、もしくは「エネルギーのひだ」は通常、エレメンツとして、精霊の姿で
知られている。
この四種類の生命エネルギーはアストラル界にあって、常に物質世界に影響力を及ぼしているのだ。
四拍呼吸の四とは、これら四大を象徴している。
魔術師の最終的な目的は、真の自分の発見、すなわち神との合一であり、黄金の暁会の表現を
借りれば、「人間以上の存在」になる事である。
その為には、自分自身のうちに、創造的エネルギーたる、四大の力を均衡させねばならない。
この四大の力を調和的に支配する者こそ、超常能力を得ることができるのだ。
四という数字は、私達の体（物質世界）が、四大（前物質的な創造へと向う）元素に支えられている
事を、再認識するためにある。
そして、休止、吸気、休止、吐気の動作も、四大エネルギーを内に調和させることを暗示しているので
ある。
この呼吸法には、人間のオーラを活性化する働きもある。
肉体を取り囲むオーラの卵は、アストラル界の反影だが、個人の領域において、アストラル界に住む
四大の影響力は、これを通して肉体意識のレベルまで降りてくるのである。
また逆に、肉体レベルでの人の意識や行動は、このオーラの卵を通して、より上位の世界に
投射される事になる。
いずれ練習の進展に伴って、それを体験するはずだ。
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「人権救済法案」偽装で作る言論統制と監視社会」
http://www.youtube.com/watch?v=WxUHycNPtbU&feature=related
「菅内閣の財政再建策 消費税15％前提に試算」
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/200704000.html
民主党が参院選で過半数を超えた場合、消費税が15％になり、日本が恐ろしい
監視社会になるようです。
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