宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「ルーン・ヨガ(続)」

2010年07月30日 | Weblog





以下、「ルーン・ヨガ」の続きです。

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その昔、優れたルーン・マスターであったエギールは、高熱で危篤状態に陥った
親類の女性を救うために呼ばれた。
この女性のもとにルーン・マスターが呼ばれたのは、実はエギールが最初では
なかった。

それまでに何人かのルーン・マスターが呼ばれ、彼女の為に祈りを捧げていたが、
彼女の容態は、一向にいい方向には向わなかったのである。

彼女の枕元に立ったエギールは、ベッドの周りを見回すと、すぐにベッドの上に吊るされた、
鯨の骨に記されたルーンを指して叫んだ。

「ルーンをマスターしていない未熟者め!
間違ったルーンを記して、病が癒されるはずがない!」

エギールはすぐにこのルーンを鯨の骨から取り去り、正しいルーンを記すと
彼女の枕の下に入れた。

すると驚くべきことに、たちまちにして彼女の熱は下がり、病は癒えたという。

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【ルーン・エ】




同様に北に面して立ち、直立の「ルーン・イス」の姿勢で、深呼吸を繰り返してから、
両腕を上げて、画像のように身体全体で「エ」を形作る。
秘力は、右腕から、左腕に向って流れて行き、また宇宙から後頭部に流れ込み、
体を通って、大地に流れ込んでいく。

このルーンを行うことで、前回の「ルーン・ノット」の秘力を反転させる、有益な
経験ができるだろう。
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