「小アルカナのエレメンタル・マジック」からの続きです。
この記事の中の魔術は、鏡リュウジ氏の英国SOLの師であった、トニー・ウィリス氏の
「マジック・アンド・ザ・タロット」という洋書が参考になっています。
このトニー・ウィリス氏の本で紹介されていました魔術を、今回は抄掲させて頂きます。
「キャンドルに火を灯したまま放置する」という事も出てきますが、火の取り扱いには
御注意下さい。
【ワンドの3:エネルギーの増大や癒しを願って】
○用意するもの
・タロットのワンドの3のカード
・オレンジ色のキャンドル
カードを取って、表が北に面するようにして、何かに立てかける。
カードの前にキャンドルを設置して、カードとキャンドに向うように、背筋をまっすぐに
して座る。
キャンドルに火を灯して、10分間、深く呼吸をしながら炎の中心を見つめる。
芯を親指と人差し指でつまんで消し、日常生活に戻る。
もしエネルギーの良くない消耗を感じたり、10分間最後まで続けられないような場合は、
キャンドルの火をそのままにして、自然に燃え尽きるまでおいておく。
その場合、あなたがキャンドルの近くで瞑想している必要はなく、キャンドルが
燃え尽きていくごとに、あなたのエネルギーのレベルが増大していく。
これでも治癒が見られない場合、医師に相談すべきである。
………………………………
【ワンドの6:導きを受ける】
○用意するもの
・タロットのワンドの6
一度、タロットに向ってあなたの悩みや解決したい事を口で述べ、それから就寝する。
すると、その日か、それから一週間の中のいずれかの日に、夜の間に導きを受ける。
それは、夢の中に含まれている場合もあり、目覚めの時に思いつく場合もある。
………………………………
【ワンドのペイジ:アカシックレコードから情報を得たい時】
○用意するもの
・タロットカードのワンドのプリンス
・黄色のキャンドル
カードを取って、表が北に面するようにして、何かに立てかける。
キャンドルを灯し、カードの前に置く。
キャンドルを燃えるままにしておき、あなたはそこで瞑想をしている必要はなく、
日常の事を続けるが、その間に何か心に強く感じる時があれば、カードの前に
座って短い瞑想をする。
もしワンドのペイジが、あなたが知ろうとしている事を、宇宙の法に沿っていると
見なせば、瞑想中か、睡眠中に明示してくれる。
もしあなたが、毎日の瞑想を行う習慣があるのならば、その後に行うべきであり、
日常生活におけるインスピレーションや、内なる励ましとして答えが与えられることも
少なくない。