「文殊悔過経」の一部でも
聴いたり 誦したり 他者に教えたりする事で
一切の罪が滅し 五陰や六衰が自然に滅し
あたかも暗室に 灯明が差し入れられる如くであるとされます。
以下 「文殊悔過経」の一部です。
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「諸所功徳亦復如是（しょしょくどくやくぶにょぜ）
勧助於道道無徳本（かんじょおどうどうむとくほん）
有従徳本而興因縁（うじゅうとくほんにきょういんねん）
因其所行而起心矣（いごしょぎょうにこしんい）
所発道心亦無所住（しょほつどうしんやくむしょじゅう）
適起尋壊消散滅尽（てききじんかいしょうさんめつじん）
彼以其心而造徳本（ひにごしんにぞうとくほん）
所可用心勧助行者（しょかようじんかんじょぎょうしゃ）
発心展転而不相見（ほっしんてんてんにふそうけん）
猶如灯火若昼日光（ゆうにょとうかにゃくちゅうにっこう）
無所従来無所従去（むしょじゅうらいむしょじゅうきょ）
適起生焔因縁（てききしょうえんいんねん）
合成忽不知処（ごうじょうこつふちしょ）
菩薩道心亦復如是（ぼさつどうしんやくぶにょぜ）
智慧之明興顕徳本亦無所住（ちえしみょうきょうけんとくほんやくむしょじゅう）
其如是像以法生者（ごにょぜそうにほうしょうしゃ）
是為名曰菩薩勧助（ぜいみょうわつぼさつかんじょ）
入於寂然受決得忍（にゅうおじゃくねんじゅけつとくにん）
逮致聖光智慧之曜（たいちしょうこうちえしよう）
假使菩薩遊於是法（かしぼさつゆうおぜほう）
心不楽行衆穢之元（しんふらくぎょうしゅわいしげん）
諸仏世尊以為証明（しょぶつせそんにいしょうみょう）
乃当勧助志於徳本（ないとくかんじょしおとくほん）
猶如諸仏智度無極（ゆうにょしょぶつちどむごく）
善権方便所因聖慧（ぜんごんほうべんしょいんしょうえ）
令衆菩薩行於正徳（りょうしょぼさつぎょうおしょうとく）
所説勧助吾亦如之而不動揺（しょせつかんじょごやくにょしにふどうよう）
精進若此（しょうじんにゃくし）
其道普至靡所不周（ごどうふしびしょふしゅう）
承志性力所入無量（しょうししょうりきしょにゅうむりょう）
亦皆棄除所応不応（やくかいきじょしょおうふおう）
衆想之念（しゅそうしねん）
設已得入衆性行者（せついとくにゅうしゅうしょうぎょうしゃ）
思念一切如来至眞（しねんいっさいにょらいししん）
悉在目前（しつざいもくぜん）
思惟虚空（しゆいこくう）
一切所有等如虚無（いっさいしょうとうにょこむ）
已能可意（いのうかい）
入於無量（にゅうおむりょう）
思法界行一切具足（しほうかいぎょういっさいぐそく）
神通之慧昇自在堂（じんつうしえしょうじざいどう）
乃得申敘而顕其心（ないとくしんじょにけんごしん）
普悉棄捐世之垢穢（ふしつきえんせしくわい）
裂壊羅網入於自誡（れっかいらもうにゅうおじかい）
皆見十方仏天中（かいけんじっぽうぶってんちゅう）
天諸菩薩衆（てんしょぼさつしゅ）
無有遺脱而不覩者（むういだつにふつしゃ）
念於去来現在諸仏悉為一等（ねんおきょらいげんざいしょぶつしついとう）
則以徳本勧助聖慧（そくにとくほんかんじょしょうえ）
吾今勧助如無二界一切普至（ごこんかんじょにょむにかいいっさいふし）
今此徳本亦復如是悉令周遍（こんしとくほんやくぶにょぜしつりょうしゅうへん）
於諸群生而得申敘（おしょぐんせいにとくしんじょ）
皆使得入一切諸乗（かいしとくにゅういっさいしょじょう）
諸菩薩門所生之地（しょぼさつもんしょしょうしじ）
悉逮具足靡不覩念（しつたいぐそくびふつねん）
令其眼根皆見衆生（りょうごげんこんかいけんしゅじょう）。」
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