「大威徳陀羅尼経」を わずか16文字でも
読経したり 他者に教えたりする事で
限りない福聚が得られ 自照明実性理となるとされます。
以下 「大威徳陀羅尼経」の一部です。
+++++++++++++++++++++++++++
「阿難(あなん)
何等為七処(かとういしちしょ)
沙門諸釈子住於彼処当趣涅槃(しゃもんしょしゃくしじゅうおひしょとうしゅねはん)
何者七処(かしゃしちしょ)
戒処(かいしょ)
三昧処(さんまいしょ)
般若処(はんにゃしょ)
実処(じつしょ)
捨処(しゃしょ)
寂滅処(じゃくめつしょ)
一切縛脱処(いっさいばくだつしょ)
阿難(あなん)
是名七処(ぜみょうしちしょ)
復有別七処(ぶうべつしちしょ)
何等為七(かとういしち)
往昔所作福徳(おうしゃくしょさふくとく)
得閑処(とくかんしょ)
値仏出世寂静(ちぶつしゅっせじゃくせい)
所得利養不生貪著(しょとくりようふしょうとんじゃく)
得出家故(とくしゅっけこ)
親近善知識(しんこんぜんちしき)
於彼中発勤精進(おひちゅうほつごんしょうじん)
是為七処(ぜいしちしょ)
復有別七処(ぶうべつしちしょ)
有諸比丘応当安住(うしょびくおうとうあんじゅう)
何等為七(かとういしち)
応当決定捨離世間語言(おうとうけつじょうしゃりせけんごごん)
破壊語言応不染著(はかいごごんおうふせんじゃく)
於修多羅中応巧勤求(おしゅたらちゅうおうこうごんぐ)
亦不得説我(やくふとくせつが)
応当尊重阿蘭若処(おうとうそんちょうあらんにゃくしょ)
不応信一切三界(ふおうしんいつせつさんかい)
亦応当求出離之処(やくおうとうぐしゅつりししょ)
是為七処(ぜいしちしょ)
若有受此七処之者(にゃくうじゅししちしょししゃ)
即当受持一切善法(そくとうじゅじいっさいぜんほう)
如依此処即得(にょえししょそくとく)
受持向一千偈(じゅじこういっせんげ)
於彼中何者是五種破也(おひちゅうかしゃぜごしゅはや)
於生死流転中有五種破(おしょうじるてんちゅううごしゅは)
何等為五(かとういご)
眼破耳破鼻破舌破(がんはにはびはぜつは)
身破意破色破声破(しんはいはしきはしょうは)
香破味破触破法破(こうはみはそくはほうは)
如是五道生死流転中(にょぜごづしょうじるてんちゅう)
凡有生処趣破五陰故(ぼんうしょうしょしゅはごいんこ)
名為五破(みょういごは)
三十三天堕落時有五衰相法(さんじうさんてんだらくじうごすいそうは)
故言五破(こごんごは)
閻浮提人輩命終之時(えんふだいにんはいみょうしゅうしじ)
有五種衰相法(うごしゅそうほう)
若有如是相如是形類(にゃくうにょぜそうにょぜぎょうるい)
当知不久畢当命終(とうちふくひつとうみょうしゅう)
其脚足冷(ごきゃくそくれい)
為他奪心(いただっしん)
身作黄色(しんさこうしき)
鼻当曲戻眼黒深入(びとうごくれいげんこくじんにゅう)
或作青色(こくさせいしき)
此等名閻浮提人(しとうみょうえんふだいにん)
五衰破相(ごすいはそう)。」