
「大方等大集経(だいほうとうだいしゅうきょう)」の経名を
受持するのみで 功徳が得られるとされますが、
その一部を読経したり 書写したり 他者に教える事でも
その一字一句が失われる事なく
速やかに阿耨多羅三藐三菩提に至り
寿徳や福徳の増長 外見が端正になる事が得られ
業障が除かれ 死後は善処に至れるなどの功徳が得られるとされます。
以下 「大方等大集経」の一部です。
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「爾時(にじ)
舎利弗為魔童子説此偈已(しゃりほついまどうじせつしげい)
即説呪曰(そくせつしゅわつ)
タドヤター・バハラ・バハラ・バーラバハ
マリチバハ・サトヤバハ・アマバハ・スヴァーハー
爾時(にじ)
舎利弗(しゃりほつ)
於歌音中説(おかいんちゅうせつ)
如是偈及陀羅尼(にょぜげきゅうだらに)
時魔王童子五十人等(じまおうどうじごじうにんとう)
聞是法音得未曾有(もんぜほうおんとくみぞう)
甚大歓喜信心清浄(じんだいかんきしんじんしょうじょう)
向舎利弗説如是偈(こうしゃりほつせつにょぜげ)
正導我等今懺悔 (しょうどうがとうこんざんげ)
為世間親善説者 (いせけんしんぜんせつしゃ)
説陰可畏教我離 (せついんかいきょうがり)
令我於此常証見 (りょうがおしじょうしょうけん)。」