左右の手で それぞれ 親指を内側に入れて握り
左の拳を右腋に入れ 右の拳を左腋に入れ
右腕が上になるようにして誦す。
「ナモ・ラトナ・トラヤーヤ
ナマ・アーリャ・アヴァロキテ
ジュスヴァラーヤ・ボディサットヴァーヤ・マハーサットヴァーヤ
マハーカールニカーヤ・タドヤター
オン・ターレ・ターレ・トゥッターレ・トゥトゥターレ・トゥレ・スヴァーハー。」
そのようにして 自己と 六道の有情に
一切の功徳の具足が得させられる。
「文殊所説最勝名義」
「文殊所説最勝名義」の一部でも受持する事で
煩悩が除かれ 菩提岸に至る事ができるとされます。
以下 「文殊所説最勝名義」の一部です。
「若善男子善女人(にゃくぜんなんしぜんにょにん)
受持読誦解其義理為人演説(じゅじどくしょうげごぎりいにんえんぜつ)
当知是人於如来蔵中得仏功徳(とうちぜにんおにょらいぞうちゅうとくぶつくどく)
不久当証最上菩提(ふくとうしょうさいじょうぼだい)
具一切智一切種智(ぐいっさいちいっさいしゅち)
安住世間振大法鼓(あんじゅうせけんしんだいほうこ)
建大法幢作大法王演大法呪(こんだいほうどうさだいほうえんだいほうしゅ)
即説呪曰(そくせつしゅわつ)
オン・サルヴァ・ダルマ・アバヴァ・サルヴァバヴァ・ビシュッダ・ヴァジュラ
アツ・アー・アン・アーク
一切法相自性清浄(いっさいほうそうじしょうしょうじょう)
所謂一切如来智身(しょいっさいにょらいちしん)
文殊菩薩清浄出生(もんじゅぼさつしょうじょうしゅっしょう)
呪曰(しゅわつ)
アーク・サルヴァ・タターガタ・フリダヤ・カッラ・カッラ
オン・ウン・フリー
文殊菩薩語自在王(もんじゅぼさつごじざいおう)
広大宣説一切法性(こうだいせんせついっさいほうしょう)
猶如虚空円満清浄(ゆうにょこくうえんまんしょうじょう)
法界智蔵呪曰(ほうかいちぞうしゅわつ)
アー。」
「忍波波羅蜜多眞言」
「不空羂索神変眞言経」を一部でも
読誦したり 書写したり 他者に教えたりする事で
無量の功徳と福を集める事ができるとされます。
以下 「不空羂索神変眞言経」の
「忍波波羅蜜多眞言」です。
ナモ・サルヴァ・タターガタナム
ナモ・アリャ・アバロキテ・スヴァラーヤ
ボディ・サットヴァーヤ・マハー・サットヴァーヤ
マハー・カールニカーヤ
オン・アモガ・クサニ・サルヴァ・ボディサトヴァ
クサミナ・クサナ・クサナ・マハーマイトリカールナ
サルヴァ・サトヴァ・バダサラ・マハーカールニカー
サルヴァ・サトヴァ・クサミナ・フーム・パット・スヴァーハー
世尊(せそん)
若有有情修治安忍(にゃくううじょうしゅちあんにん)
以此一切如来(にしいっさいにょらい)
不空無上法覚(ふくうむじょうほうかく)
安忍波羅蜜多眞言(あんにんはらみったしんごん)
海雲三昧耶供養(かいうんさんまやくよう)
加持身心(かじしんしん)
当得十方一切如来(とうとくじっぽういっさいにょらい)
一切安忍波羅蜜多円満相応(いっさいあんにんはらみったえんまんそうおう)
直至無上正等菩提而不退失(じきしむじょうしょうとうぼだいにふたいしつ)。」