(除疫癘ターラ菩薩)
アメリカには 有力なカトリック教専門の テレビチャンネル・新聞・ラジオ局などがあり、
そういったテレビやラジオの番組では 通常 宗教関係の話題やゲストしか登場しませんが、
昨日 1つのカトリック教の専門ラジオ局の番組で 例外的に
アメリカの疫学の権威の医師が登場し 新型肺炎に関する話題となりました。
その疫学の権威は、
新型肺炎の世界的な蔓延は不可避であり 止めるための手段が実質的に無いということ、
また アジアから少し遅れて アメリカでも同様に蔓延する予測が立てられていること、
また 物流の停止なども予測され、
今 人々がすべき事は 2~3か月分の飲料や食料品や医薬品などを備蓄する事であると 強調されていました。
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現在 チベット仏教では
新型肺炎に関して 除疫癘ターラ菩薩の加持を受ける事も
勧められています。
「頂礼(ちょうらい)
日輪月輪円満之(にちりんがちりんえんまんし)
双目光芒朗然母(そうもくこうぼうろうねんも)
二ハラ声トゥタラ(にはらしょうとぅたら)
清除凶猛疫癘母(しょうじょきょうもうえきれいも)。」
何遍も誦す。
「オン・タレ・トゥッターレ・トゥレ・サルヴァ・ビヤデ
ザ・ワラ・プラシャ・マナエ・ソーハー。」
「灌頂を受ける」
座して 「禅定印」を結び
心の中で「オン・マニ・ペメ・ウン。」を108遍誦す。
自己の下丹田に 日輪がある様子を観じ、
日輪の上に 人差し指ぐらいの大きさの 赤色の仏身の阿弥陀仏が座しておられ
熱を発するのを感じる。
日輪から発せられる赤い光線が
まっすぐに頭頂にまで伸びて 頭頂を開かせる様子を観じる。
頭頂部に 無数の諸仏や菩薩が集まって
諸仏や菩薩の胸の中央より 水晶のような透明の甘露が溢れ出て
自己の頭頂に注がれて
頭頂から雨のように 下丹田の阿弥陀仏に降り、
阿弥陀仏の火熱に油を加えたごとくに
更に激しく燃え上がる様子を観じる。
その火熱が全身を満たすのを感じる。
「大樹緊那羅王所問経」
「大樹緊那羅王所問経」を一部でも
読誦したり 書写したり 他者に教えたりする事で
弥勒菩薩と天冠菩薩の神力が得られるとされます。
以下 「大樹緊那羅王所問経」の一部です。
「爾時(にじ)
四天大王白仏言(してんだいおうびゃくぶつごん)
世尊(せそん)
我等四王(がとうしおう)
是仏(ぜぶつ)
声聞当堅守護(しょうもんとうけんしゅご)
於是経法令得久住(おぜきょうぼうりょうとくくじゅう)
我諸眷属(がしょけんぞく)
若有不信仏此法者摧伏令信(にゃくうふしんぶっしぼうしゃさいぶくりょうしん)
於仏法中勤加精進(おぶっぽうちゅうごんかしょうじん)
親附愛楽(しんふあいらく)
世尊(せそん)
若有天 龍 夜叉(にゃくうてん りゅう やしゃ)
乾闥婆 阿修羅(けんだっぱ あしゅら)
迦樓羅 緊那羅(かるら きんなら)
摩ご羅伽等(まごらがとう)
有悪心者(うあくしんしゃ)
若欲降伏(にゃくよくごうぶく)
当誦此呪(とうしょうししゅ)
所謂(そい)
タドヤター・タラペ・アラペ・アノペ・サラペ・フル・マハーフル
フルフル・アーバッテ・ベカッテ・パリチャイダニ・ニグラニンターニ
プラカサニ・イドティ・イドティ・ビドティ・ビドティ・アドチェ
ガドチュチェ・マーラニグラハナ・サルヴァ・バラプラバーディナ
グラハナ・サルヴァ・ミトヤプリャ・ガターナーム・ニグラハナ
アナニャッタレ・サルヴァ・ブッダ・プラニター・ダーラマニヤタサヤ
ブータナ・ナルダパーニター・ブッダバルニタナ・チャトゥルマハー
ラージャニルデサナ・マントラバラム・アバターラ・アバターラ
プライクセナ・ニグラハーヤ。」