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羅教
羅教(らきょう)は、
明の正徳年間(1506年 - 1518年)に羅祖が開創したとされる
中国の民間宗教である。
また、無為教(むいきょう)とも呼ばれる。
当初は、その教徒には、聖典に注釈を施したり、宝巻や語録を著述する者が見られたが、
やがて、秘密の行法を伝習する秘密宗教化した。
明代では 伝統仏教の既成教団から、
白蓮教に類した邪教として激しく排斥を受けた。
時代が下がって清代になると、支配者・官憲の手によって取り締まられるようになる。
羅教の教線は、福建省・江蘇省・安徽省・浙江省・江西省など、江南地方に拡大していた。
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この「羅教」の真言は
「眞空家郷(しんくうかごう)
無生父母(むしょうふも)。」
であり、
これを誦す事で 災が除かれ 福徳が得られるとされます。
以下 ネットに投稿されていた体験談のコピペです。
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俺はライターの端くれをやっているんだが、
十年以上前、創作で都市伝説や怪談を作って特集するという仕事をした事があった。
俺はその中の一つで、ある「黒い色」にまつわる怪人の話を作った。
その怪人は基本的に『正義の味方』で、
その名前を三回唱えれば、何処からともなく現れて、
唱えた者を助けてくれるという謎の存在だった。
そのキャラは俺のお気に入りになった。
ある日、実生活で俺は
「ある地方で赤い服を着た女性通り魔が連日、何人もの人や子供を切りつけ、行方知れずでまだ捕まっていない」
という事件を知った。
俺は義憤に駆られ、この創作の怪人を呼び出して、
この通り魔を退治してもらえないだろうか、とたわむれに考えた。
俺はその怪人の名を三回唱え、通り魔を退治してくれる事を願った。
しばらく、この通り魔のニュースはなくなり、俺は自分のこの願いの事を忘れてしまった。
数日後、その地方であるニュースが報じられた。
ある赤いコートを着た女性が
「お前らにはこの服が『黒』に見えるのか!?」と意味不明の事を叫びながら、
通行人に切りつけた所を警察に逮捕されたというニュースだった。
偶然の一致かもしれないが、俺はこのニュースを聞いて黒い怪人の事を思い出した。
京極夏彦は「フィクションの人物でも祟る事はある」と言う。多分、お岩さんとかの事を言ってるのだと思う。
今ではこの怪人の名を三度考える事は俺のタブーとなっている。