生経の神呪で
誦す事で 福徳が得られるとされます。
「タッキジャー・タープルンナシャ・ビクス
ガウラーター・スチッタ・サーヨトゥットン
ユルビドユ・パーニダンティ・ナタム
クーラーナ・パラッチェディ・ニターパニ
ニバーサニ・マハーマントラ・アヌダリナ。」
生経の神呪で
誦す事で 吉と梵天の勧助が得られるとされます。
「ウッティト・ウッティタ・アミターチャ・アティスチャ
サウディ・ガンディ・トラサ・トラサ・チュタ・チャタ
パスヤティ・パスヤタニヤ・ヘガメ・ガメ・チャラ・ケチャラ
ネミテ・アティターブミ・セナ・ヨラトゥヤ・クシティ
テミ・ビドヤンティメ・サルヴァトラメ・ダーヌ
ナモ・マカニ・アーサビャー。」
「大威徳陀羅尼経」
「大威徳陀羅尼経」を わずか16文字でも
読経したり 他者に教えたりする事で
限りない福聚が得られ 自照明実性理となるとされます。
以下 「大威徳陀羅尼経」の一部です。
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「阿難(あなん)
如来説此聖諦時(にょらいせつししょうていじ)
五十七千諸天(ごじうしちせんしょてん)
遠塵離垢於諸法中得法眼浄(おんじんりくおしょほうちゅうとくほうげんじょう)
阿難(あなん)
為彼兜率陀天説聖諦(いひとそつだてんせつしょうてい)
如此処言乃至苦滅道聖諦(にょししょごんないしくめつどうしょうてい)
即於彼処言(そくおひしょごん)
ビマサ・アナガム・ダダラパーニ・サルヴァブミ
阿難(あなん)
説此聖諦時(せつししょうていじ)
兜率諸天六十七百千諸天(とそつしょてんろくじうしちひゃくせんしょてん)
遠塵離垢法中法眼生(おんじんりくほうちゅうほうげんしょう)
阿難(あなん)
諸如来以神通説法(しょにょたいにじんつうせつほう)
諸仏如来以此法教(しょぶつにょらいにしほうきょう)
為上諸天兜率諸天等(いじょうしょてんとそつしょてんとう)
説此聖諦(せつししょうてい)
阿難(あなん)
諸天子及諸天主(しょてんしきゅうしょてんしゅ)
諸夜叉及夜叉王等(しょやしゃきゅうやしゃおうとう)
諸龍及諸龍王等(しょりゅうきゅうしょりゅうおうとう)
如来知彼等所有言辞所有口業(にょらいちひとうしょうごんじしょうこうごう)
彼等一切如来善知(ひとういっさいにょらいぜんち)
阿難(あなん)
阿修羅所説聖諦如来悉知(あしゅらしょせつしょうていにょらいしっち)
如此処言苦乃至苦滅道聖諦(にょししょごんくないしくめつどうしょうてい)
於彼処言(おひしょごん)
サマダヌ・ビバラユグ・アサル・ビンパドゥ
如是説聖諦(にょぜせつしょうてい)
如来為阿修羅説是聖諦(にょらいいあしゅらせつぜしょうてい)
応当解知(おうとうげち)
阿難(あなん)
時有一城名曰住返(じういちじょうみょうわつじゅうへん)
彼城中如来説四聖諦(ひじょうちゅうにょらいせつししょうてい)
如此処言乃至苦滅道聖諦(にょししょごんないしくめつどうしょうてい)
彼処言(ひしょごん)
ビマダチダヌ・アナヤチクシドゥ・サラス・サマチャリ
如是四聖諦(にょぜししょうてい)
如来為彼城中諸衆生輩(にょらいいひじょうちゅうしょしゅじょうはい)
説此聖諦之時(せつししょうていしじ)
七千衆生遠塵離垢(しちせんしゅじょうおんじんりく)
諸法中得法眼浄(しょほうちゅうとくほうげんじょう)。」
「時輪金剛の加持を受ける」
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(時輪金剛と明妃)
頭頂に満月があり
乳白色の光(甘露)を自己に注いで
自己を 蛇が脱皮するかのように清らかにすると観じて誦す。
「頭頂金剛月(とうちょうこんごうがつ)
乳白光漫溢(にゅうびゃっこうまんいつ)
濁体随変清(だくたいずいへんせい)
如像蛇脱皮(にょぞうだだっぴ)。」
自己が 明妃を抱く 時輪金剛に変成し、
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(上から「オン字」「アー字」「ウン字」)
時輪金剛の上丹田に 白色の「オン字」があり
喉元に 赤色の「アー字」があり
胸の中央と 臍部に 藍色の「ウン字」があり
「ウン字」の光が 諸仏を招いて
諸仏が 「ウン字」に融合してゆく様子を観じて誦す。
「物我倶入空(ぶつがぐにゅうくう)
自化時輪体(じかじりんたい)
上身色深藍(じょうしんしきしんらん)
下肢分紅白(かしぶんこうびゃく)
右腿紅右邁(うたいこううまい)
脚さい愛欲魔(きゃくさいあいよくま)
左腿白内収(さたいびゃくないしゅう)
さい着自在天(さいじゃくじざいてん)
双手握杵鈴(そうしゅあくしょりん)
擁抱復色妃(ようほうふくしきひ)
面帯悲中怒(めんたいひちゅうど)
じ牙皺火眉(じがしゅかび)
髪髻飾珠月(ほつけいしょくしゅがつ)
宝冠金剛飾(ほうしょくこんごうしょく)
虎裙衣披肩(こくんえひけん)
紅光罩身躯(こうこうとうしんく)
明妃金黄体(みょうききんこうたい)
飾珠発散披(しょうしゅほっさんひ)
左手托顱鉢(さしゅたくろはつ)
向夫献魔血(こうふけんまけつ)
右手握弯刀(うしゅあくわんとう)
ろう抱夫左肩(ろうほうふさけん)
腿与夫並斎(たいよふへいさい)
同さい世間主(どうさいせけんしゅ)
六処六仏印(ろくしょろくぶついん)
六色金剛光(ろくしきこんごうこう)
護身焼邪魔(ごしんしょうじゃま)
心輪ウン放光(しんりんうんほうこう)
迎請師本尊(げいじょうしほんぞん)
時輪十三尊(じりんじうさんぞん)
停駐正前方(ていちゅうしょうぜんぽう)
虚空彩光中(こくうさいこうちゅう)
心光自収縮(しんこうじしゅうしゅく)
進入心字中(しんにゅうしんじちゅう)。」
(七支供養)
自己の胸の中央より 五色の光が溢れ
その光が 数多くの天女となって
様々な供物を世界に与えてゆくと観じる。
「無比眞誠心(むひしんせいしん)
叩拝帰依師(こうはいきえし)
感恩賜勝法(かんおんししょうほう)
引向大楽地(いんこうたいらくじ)
楽空智慧体(らくくうちえたい)
超世常駐身(ちょうせじょうちゅうしん)
時輪第一仏(じりんだいいちぶつ)
敬拝請受供(けいはいしょうじゅく)
彩光自心出(さいこうじしんしゅつ)
化生伎楽天(けしょうぎらくてん)
献花香灯水(けんかこうとうすい)
果こう歌舞楽(かこうかぶらく)
嬉笑愛媚態(きしょうあいびたい)
呈献器世界(ていけんきせかい)
財産与眷属(ざいさんよけんぞく)
自献霊肉体(じけんれいにくたい)
永帰本尊師(えいきほんぞんし)。」
「悔罪誓自律(ざんざいせいじりつ)
随喜諸善行(ずいきしょぜんぎょう)
請求常住世(じょうぐじょうじゅうせ)
法輪転不息(ほうりんてんふそく)
不私善行為(ふしぜんこうい)
功徳帰衆生(くどくきしゅじょう)
永発菩提心(えいほつぼだいしん)
斬断自我執(ざんだんじがしつ)。」
3遍誦す。
「恩師与本尊(おんしよほんぞん)
慈悲常護持(じひじょうごじ)
加持増功能(かじぞうくのう)
速獲二成就(そくかくにじょうじゅ)。」
(三昧耶灌頂)
上丹田の 白色の「オン字」
喉元の 赤色の「アー字」
胸の中央と 臍部の 藍色の「ウン字」より
光の束が放射され 一切有情に加持と灌頂を与えると観じて誦す。
「本尊額喉心(ほんぞんがくこうしん)
臍部按順序(さいぶあんじゅんじょ)
発散出光束(ほっさんしゅつこうそく)
灌頂得加持(かんじょうとくかじ)。」
諸仏が集まって 自己の頭頂より降って
自己に融入し 更に光を増す様子を観じる。
「身浄如晶体(しんじょうにょしょうたい)
光亮楽融融(こうりょうらくゆうゆう)
諸仏融一体(しょぶつゆういったい)
下降入己身(かこうにゅうこしん)
自成眞時輪(じじょうしんじりん)
光華倍増盛(こうげばいぞうじょう)
呪輪光輻射(じゅりんこうふくしゃ)
光子全是仏(こうしぜんぜぶつ)
消増摂鎮殺(しょうぞうしょうちんせつ)
四事利衆生(しじりしゅじょう)
収光入心中(しゅうこうにゅうしんちゅう)
増長諸功能(ぞうちょうしょくのう)
出入随呼吸(しゅつにゅうずいこきゅう)
旬刊不停息(しゅんかんふていそく)。」
(時輪金剛呪)何遍も誦す。
「オン・アー・ウン
ホ・ハンチャ・マラワラヤ・ウン・パッタ。」
(仏母呪)何遍も誦す。
「オン・チェイム・ブショマダ・ウン・ウン・パッタ。」
「百字眞言」を3遍誦す。
「オン ベンザ サト
サマヤ マヌパラヤ
ベンザ サト テノパ ティタ ディド メバワ
スト カヨ メバワ
スポ チャヨ メバワ
アヌ ラト メバワ
サルワ シッディ メタヤツァ
サルワ カルマ スツァメ
ツィッタン シュリヤン クル ホン
ハハ ハハ ホー
バガワン サルワ タターガタ
ベンザ マメムンツァ ベンザ バワ
マハ サマヤ サト アー。」
1遍誦す。
「ナムカ・ラトナ・トラヤーヤ
キョラ・キョラ・クジュ・クジュ
マラ・マラ・コラ・ウン・ガガ・ソタノウ・ウン
パマノウ・スヴァーハー。」
自己の四肢が収縮して
身体も徐々に収縮して 胸の中央の「ウン字」に凝縮され
そして「ウン字」も やがて虚空に消えてゆく様子を観じる。
(回向)
「但願因此善(たんがんいんしぜん)
自成時輪身(じじょうじりんしん)
並将三界衆(へいしょうさんかいしゅ)
度到金剛地(どとうこんごうじ)。」