食と農業の危機、その打開策は
2月3日、熊本市民連(平和と民主主義・くらしを守る熊本市民連絡会)の総会が開かれ、岡山大学名誉教授の小松泰信氏が「職と農業の危機、その打開策を考える」と題し、記念講演されました。
危機的な食糧自給率38%向上を考えるカギは?
2021年の食料自給率は38%(カロリ―ベース)、1965年73%から約半分への落込みです。
特徴は、
⑴100%だったコメの供給熱量が44%に減り、2%が輸入となりました。
⑵生活に欠かせない油脂類は国産33%から3%に、ほとんどが輸入です。
⑶畜産物の供給熱量は約3倍に増えていますが、国産47%が16%に激減、その理由は飼料の輸入です。
自給率向上には、①コメの多面的活用、②国産の油脂確保、③飼料米・麦・大豆の国産化などが「カギ」となります。
農業をはじめとする第一次産業は、平和的国防産業
山から海に至るまで、それを形成する森林・畑・集落・川・海が、農林水産業による食料の生産、レクレーションの場、地域の生業、環境保全、地域コミュニティー形成など、様々な場と資源を提供しています。
第一次産業により形づくられる社会は、お金に換えられない価値があります。この多面的機能が、国と国民を守る「平和的国防産業」です。
まとめとして
今、私たちが考え取り組むことは、
⓵いろいろな形で農業に参画する、
⓶給食の無償化・地産地消・有機農産物活用、
⓷身近なところから『食』と『農』を意識すること
です。と、結ばれました。
今、共産党市議団でも学校給食無償化や、地産地消・有機食材の活用推進などを、有機農業の推進と併せて提案し、実現に取り組んでいます。
その確信となるようなお話でした。
2月3日、熊本市民連(平和と民主主義・くらしを守る熊本市民連絡会)の総会が開かれ、岡山大学名誉教授の小松泰信氏が「職と農業の危機、その打開策を考える」と題し、記念講演されました。
危機的な食糧自給率38%向上を考えるカギは?
2021年の食料自給率は38%(カロリ―ベース)、1965年73%から約半分への落込みです。
特徴は、
⑴100%だったコメの供給熱量が44%に減り、2%が輸入となりました。
⑵生活に欠かせない油脂類は国産33%から3%に、ほとんどが輸入です。
⑶畜産物の供給熱量は約3倍に増えていますが、国産47%が16%に激減、その理由は飼料の輸入です。
自給率向上には、①コメの多面的活用、②国産の油脂確保、③飼料米・麦・大豆の国産化などが「カギ」となります。
農業をはじめとする第一次産業は、平和的国防産業
山から海に至るまで、それを形成する森林・畑・集落・川・海が、農林水産業による食料の生産、レクレーションの場、地域の生業、環境保全、地域コミュニティー形成など、様々な場と資源を提供しています。
第一次産業により形づくられる社会は、お金に換えられない価値があります。この多面的機能が、国と国民を守る「平和的国防産業」です。
まとめとして
今、私たちが考え取り組むことは、
⓵いろいろな形で農業に参画する、
⓶給食の無償化・地産地消・有機農産物活用、
⓷身近なところから『食』と『農』を意識すること
です。と、結ばれました。
今、共産党市議団でも学校給食無償化や、地産地消・有機食材の活用推進などを、有機農業の推進と併せて提案し、実現に取り組んでいます。
その確信となるようなお話でした。
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